第577話 重慶の土龍(どりゅう) / 2017年12月
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中国の重慶には意外な観光地があった。「816地下核工程」と呼ばれる施設で、1967年から、核ミサイルの発射施設として運用されていたのだが、現在は一部の機能を停止し、差しさわりない範囲で観光客に開放していた。そしてこの観光客の中にゴルゴが居た。この施設は現役の核ミサイル基地でもあるのだが、この中国の核ミサイル技術を発展させたのは、郭元仁というエンジニアであった。郭元仁は表向き、中国共産党に従い、ミサイルの開発を続けていたのであるが、私怨により、この基地の核ミサイルを上海に向け発射しようとしていた。これを察した郭元仁の弟の郭猛林がゴルゴを雇い、兄の行動を阻止してくれ、と依頼したのであった。ゴルゴは発射させまいと手を尽くすが、結局郭元仁によってサイロから発射される。しかし核ミサイルの初速は非常に遅く、ゴルゴはロケットランチャーで核ミサイルの噴出口を破壊し、ロケットは飛行できなくなり墜落してしまう。
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