第5段階:総合演習(4週間)
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「アメリカ陸軍特殊部隊群」の記事における「第5段階:総合演習(4週間)」の解説
最終段階であるこの訓練は、「ロビンセイジ」と呼ばれる非在来戦の大規模な野外演習が中心となっている。この演習の目的は、演習場に架空の国家を設けてそこに訓練生のチームを投入し、敵支配地域への潜入、現地勢力との接触・交渉・協調関係の構築、教育訓練の実施、攻撃の組織化、敵支配地域からの脱出までまさに実際の任務に模してその手順を習得させることにある。訓練生はこれまで学んできたことの集大成をここで発揮する。 ちなみに、演習名の「ロビンセイジ」(Robin Sage)は、特殊部隊創成期の将校の一人であったJerry M. Sage大佐と、この演習の行われる地名(Robbins, North Carolina)に由来する。Sage大佐は大戦中にOSS将校として北アフリカで戦い、戦後は特殊戦学校長や第10特殊部隊グループ司令官を歴任した人物である。
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