第4巻(倫理的な卓越性(徳)についての各論2)
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第4巻 - 全9章【財貨(クレーマタ)に関する徳】第1章 - 「寛厚(エレウテリオテース)」(※「放漫」と「けち」の中庸。) 第2章 - 「豪華(メガロペレペイア)」(※価値あるものへの壮大な出費。「粗大・派手」と「細かさ」の中庸。) 【名誉(ティメー)に関する徳】第3章 - 「矜持(メガロプシュキア)」(※「倨傲・傲慢」と「卑屈」の中庸。) 第4章 - (名誉心の過剰・欠如に対する)「中庸(メソテース)」 【怒り(オルゲー)に関する徳】第5章 - 「温和(プラオテース)」(※「癇癪持ち」と「意気地なし」の中庸。) 【人間の接触に関する徳】第6章 - 「親愛(ピリア(フィリア))的」(※是々非々の付き合い。「機嫌取り・屈従」と「反対屋・敵対」の中庸。) 第7章 - 「真実(アレーテイア)的、正直・率直」(※自己についての「虚飾」と「卑下(過剰謙遜)」の中庸。) 第8章 - 「機知(エウトラペリア)的、時宜わきまえ」(※遊び・冗談・滑稽(緊張緩和行為)に対する適度な構え。「卑陋・道化・悪乗り」と「野暮・堅物」の中庸。) 【徳に似て非なるもの】第9章 - 「羞恥(アイドース)」
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