第4巻の登場人物
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「用心棒日月抄の登場人物」の記事における「第4巻の登場人物」の解説
青江又八郎(あおえ またはちろう) 本作の主人公。 寿庵による藩主毒殺未遂事件から16年後。近習頭取となり、役料30石を含めて160石を賜っている。45歳となり、最近は木刀を振ることは忘れないものの、贅肉がついて木刀が重く感じるようになっている。 江戸屋敷の近習頭取が病気療養で一時帰国するため、半年間の江戸滞在が命ぜられた。江戸に向かう半月前、嗅足組の頭である榊原造酒に呼び出される。そして、藩主の命により、藩主直属の密偵組織である嗅足組の解散が決まったことを教えられ、解散命令を江戸嗅足組に伝える役割を担うよう依頼された。ところが、江戸に向かう4日前、榊原が何者かに暗殺される。そこで、榊原から嗅足組の名簿を預かった大目付の兼松甚左衛門に面会すると、改めて榊原からの依頼を遂行するよう命ぜられた。 佐知と再会後、江戸嗅足組の者を殲滅しようとする陰謀があることを知り、やがてお卯乃の方出生の秘密に行き当たる。そして、首謀者である石森左門と、彼に与して国元で暗殺を繰り返していた牧与之助を、相次いで斃した。
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