第3、第4の哨戒 1945年5月 - 8月
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「ボアフィッシュ (潜水艦)」の記事における「第3、第4の哨戒 1945年5月 - 8月」の解説
5月16日、ボアフィッシュは3回目の哨戒でジャワ海に向かった。5月27日、ボアフィッシュはジャンクを攻撃し証拠を求めたものの、成果は不明だった。2日後の5月29日、ボアフィッシュは南緯05度48分 東経105度58分 / 南緯5.800度 東経105.967度 / -5.800; 105.967の地点で3隻の貨物船と2隻の護衛艦からなる輸送船団を発見。ボアフィッシュは貨物船に向けて魚雷を発射し、潜望鏡越しにその様子を観測した。その時、護衛艦が反撃してきたので、ボアフィッシュは66メートル、次いで73メートルの深度に潜航した。しかし、頭上で8発の爆雷が炸裂し、ボアフィッシュは揺さぶられた。反撃が終わり、55メートルの深度に戻って調査するとプロペラが破壊されており、これ以上の哨戒任務は不可能と判断された。6月8日、ボアフィッシュは23日間の行動を終えてフリーマントルに帰投。潜水母艦クライタイ (USS Clytie, AS-26) による整備を受けた。 7月5日、ボアフィッシュは4回目の哨戒でブレニー (USS Blenny, SS-324) 、チュブ (USS Chub, SS-329) とウルフパックを構成してジャワ海に向かった。7月8日には爆撃を受けたが被害はなかった。7月29日、ボアフィッシュは味方機のシンガポール空襲に対する支援任務に従事し、任務終了後マレー半島東岸部を偵察した。8月10日、ボアフィッシュは36日間の行動を終えてスービック湾に帰投。潜水母艦ハワード・W・ギルモア (USS Howard W. Gilmore, AS-16) による整備を受けた。5日後、戦争は終わった。
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