第2の爆弾
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/16 18:27 UTC 版)
「ダブリン・モナハン爆弾事件」の記事における「第2の爆弾」の解説
午後5時30分頃、タルボット通りのローワー・ガーディナー通りとの交差点付近で、車爆弾が同じくダブリンで爆発した。タルボット通りは、市内中心部からダブリンの主要な鉄道駅のひとつであるコノリー駅までの主要な道路だった。北側のタルボット通り18番地のゲニス百貨店の向かい側に停めてあった。爆弾車はメタリック・ブルーのフォード・エスコート、登録番号は1385 WZだった。その日の朝、北アイルランドのベルファストの港で盗まれていた。爆風は通りの両側の建物や車両に被害を与えた。周りにいた犠牲者は重度の火傷を負い、榴散弾、飛来するガラス、瓦礫に襲われ、何人かは店の窓から投げ込まれた。 12名が即死、さらに2名がその後の数日から数週間の間に死亡した。被害者14名のうち13名は女性で、そのうち1名は妊娠9カ月の女性だった。車爆弾の横にいた若い女性が首を切り落とされた。他の何名かは手足を失い、男性1名は鉄棒で腹部を突き刺された。救急車が渋滞を乗り切るのに苦労していたため、30分ほど路上に数体の遺体が横たわっていた。百貨店の外の歩道で少なくとも4体の遺体が発見された。犠牲者の遺体は現場から撤去されるまで新聞紙で覆われていた。
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