第16回大会〜第17回大会
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「白鳥文平」の記事における「第16回大会〜第17回大会」の解説
第16回は大会前に秋山和彦、小林信治、長崎峻侑、長澤秀則らを自宅に呼び寄せ「SASUKE合宿」を開催。迎えた本番は1stを10.9秒残しでクリア。合宿に参加した5人全員が1stを突破するという結果となった。 3rdまで進み、前回リタイアしたクライミングバーも突破し、デビルブランコまで進出。今大会ゼッケン91番の山田康司がこのエリア3人目の挑戦者にして初の成功者となっていたものの、攻略に時間が掛かってしまったこともありパイプスライダー移行後は一歩も動かすことができずに落下するという憂き目にあっていた。ここで白鳥は予め片手でデビルブランコのバーに反動をつけておき、そのままパイプスライダーへ移行するという手法を用いて攻略。最終エリア・パイプスライダーに移行し、両足が僅かにゴール地点に触れたものの、そのまま落下した。当時38歳にして自身初の大会最優秀成績者となる。これで、SASUKEオールスターズはメンバーの6人全員が最優秀成績経験者となった。また、白鳥のデビルブランコ攻略法は後の選手達にも普及するようになった。 第17回は大会前に秋山和彦、長野誠、竹田敏浩らを自宅に呼び寄せ「SASUKE合宿」を開催。当日はあいにくの雨だったが、近くの学校の体育館で練習を行った。また、山田勝己も別日程で白鳥宅に訪れている。本番は1stを11.53秒残してクリアし、7大会連続の1stクリアを記録。白鳥の自宅に訪れたメンバーは秋山、山田を除いた3人が1stを突破するという結果となった。 3大会連続の3rd進出となり、挑戦前には長野が「絶対行きますよ。合宿で俺はもう絶対敵わないと思いましたから。」と語った。しかし、第2エリア・ボディプロップの1個目の空白通過後に苦しそうな表情を見せた後、突如滑り落ちリタイア。落下後のインタビューではリタイアした理由が「分かりません」と答えている。長野も驚きを隠せない結果となり、「SASUKEは本当に魔物だ。魔物が棲む。」と呟いている。この回が白鳥にとって、最後の3rd挑戦となった。そして、白鳥の自宅に訪れた長野は、完全制覇を達成した。
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