第15次長期滞在とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 第15次長期滞在の意味・解説 

第15次長期滞在

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/09/12 16:29 UTC 版)

第15次長期滞在
徽章
コールサイン Expedition 15
乗組員数 3名
打上げ日 2007年4月7日(ソユーズTMA-10)&2007年6月8日(STS-117)
打上げ機 ソユーズTMA-10STS-117
帰還日 2007年10月21日(ソユーズTMA-10)&2007年11月3日(STS-120)
帰還機 ソユーズTMA-10STS-120
宇宙遊泳時間 11時間2分
ミッション期間 196日17時間17分

左からアンダーソン、ユールチキン、コトフ
前回 次回
第14次長期滞在 第16次長期滞在

第15次長期滞在(だい15じちょうきたいざい、Expedition 15)とは、国際宇宙ステーション(ISS)での15回目の長期滞在である。4名のクルーが参加したが、同時に滞在していたのは3名だった。第15次長期滞在の期間中に、STS-117によってS3/S4トラス、STS-118によってS5トラスが運び込まれ、トラスが2度に渡って拡張された。

クルー

職務[1] 第1期
(2007年4月-6月)
第2期
(2007年6月-10月)
船長 フョードル・ユールチキン, RSA
(2度目の飛行)
フライトエンジニア1 オレッグ・コトフ, RSA
(初飛行)
フライトエンジニア2 スニータ・ウィリアムズ, NASA
(初飛行)
クレイトン・アンダーソン, NASA
(初飛行)

クルーについて

スニータ・ウィリアムズは、2006年12月11日にSTS-116ディスカバリーに乗ってISSに到着し、第14次長期滞在にも参加した。ユールチキンとコトフは、ソユーズTMA-10で2007年4月9日に到着した。

2007年4月26日、NASAは、ウィリアムズが当初の予定のSTS-118ではなく、STS-117アトランティスで地球に帰還すると発表した[2]。ウィリアムズは、2007年6月10日にアトランティスでISSに到着したクレイグ・アンダーソンと交代になった。

第15次長期滞在は、公式には第16次長期滞在の船長であるペギー・ウィットソンソユーズTMA-11に乗ってISSに到着し、2007年10月19日に交代式が行われた時点で終わったとされる。

バックアップ

ミッションの詳細

  • 発射:2007年4月7日(UTC)
  • ISSと結合:2007年4月9日(UTC)
  • ISSと分離:2007年10月21日(UTC)
  • 着陸:2007年10月21日(UTC)

宇宙遊泳

  • EVA1:2007年5月30日 - ユールチキン、コトフ、5時間25分[3]
  • EVA2:2007年6月6日 - ユールチキン、コトフ、5時間37分[4]

合計:11時間2分

出典

  1. ^ NASA (2006年). “NASA Announces New International Space Station Crew” (English). NASA. 2007年10月21日閲覧。
  2. ^ NASA. “NASA to Rotate Station Astronauts on Next Shuttle Mission”. NASA. 2009年9月22日閲覧。
  3. ^ NASA (2007年). “Spacewalk Complete, Debris Panels Installed” (English). National Aeronautics and Space Administration. 2007年10月21日閲覧。
  4. ^ NASA (2007年). “Cosmonauts Wrap Up Debris-Panel Spacewalk” (English). NASA. 2007年10月21日閲覧。

外部リンク




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第15次長期滞在」の関連用語

第15次長期滞在のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第15次長期滞在のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの第15次長期滞在 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS