第1総軍 (日本軍)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 第1総軍 (日本軍)の意味・解説 

第1総軍 (日本軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/13 14:34 UTC 版)

ナビゲーションに移動 検索に移動
第1総軍
創設 1945年昭和20年)4月8日
廃止 1945年(昭和20年)
所属政体 大日本帝国
所属組織  大日本帝国陸軍
部隊編制単位 総軍
所在地 日本本土
通称号/略称 東方
担当地域 鈴鹿山系以東の
本州
最終位置 東京都
主な戦歴 第二次世界大戦
テンプレートを表示

第1総軍(だいいちそうぐん)は、第二次世界大戦末期に、本土決戦を目的に設立された大日本帝国陸軍総軍の一つである。

概要

太平洋戦争の戦局悪化に伴い、本土決戦に備えた決号作戦に基づき本土を東西に二分し、その東側を作戦地域とする総軍として昭和20年(1945年4月8日に編成された。それまでも本土や朝鮮台湾にあるを指揮(指揮下)する組織として官衙たる防衛総司令部があったが、実働部隊を隷下に持たず軍隊ではなかった。

第1総軍は旧来の東部軍軍管区だった東日本と、中部軍の軍管区のうち中部地方を作戦地域とし、重点地域は関東平野であった。なお、北海道および北方方面は大本営直轄の第5方面軍の作戦地域である。

終戦後、部隊の復員業務を行う第1復員司令部として同年10月に改称した。

基本情報

第1総軍の人事

司令官

  • 杉山元 元帥:昭和20年(1945年)4月7日 - 昭和20年(1945年)9月14日  
  • 土肥原賢二 大将:昭和20年(1945年)9月14日 - 昭和20年(1945年)9月23日  
  • 梅津美治郎 大将:昭和20年(1945年)9月23日 - 昭和20年(1945年)10月1日  
  • 河辺正三 大将:昭和20年(1945年)10月1日 - 昭和20年(1945年)11月30日  

※昭和20年(1945年)10月15日から第1復員司令官と改称。以下参謀長、参謀副長も同じ 

参謀長

  • 須藤栄之助 中将:昭和20年(1945年)4月6日 - 昭和20年(1945年)11月30日  

参謀副長

  • 後藤光蔵 中将:昭和20年(1945年)4月6日 - 昭和20年(1945年)8月15日  
  • 石井正美 少将:昭和20年(1945年)8月15日 - 昭和20年(1945年)9月5日  
  • 中山寧人 少将:昭和20年(1945年)9月5日 - 昭和20年(1945年)10月27日  
  • 鎌田銓一 中将:昭和20年(1945年)9月5日 - 昭和20年(1945年)11月30日

高級参謀

  • 吉本重章 大佐:昭和20年(1945年)4月6日~

隷下部隊

第11方面軍東北軍管区


第13方面軍東海軍管区
第12方面軍東部軍管区

 

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「第1総軍 (日本軍)」の関連用語

第1総軍 (日本軍)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



第1総軍 (日本軍)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの第1総軍 (日本軍) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS