第1空母航空団 (アメリカ海軍)とは? わかりやすく解説

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第1空母航空団 (アメリカ海軍)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/19 01:59 UTC 版)

第1空母航空団
創設1938年7月1日
国籍 アメリカ合衆国
軍種 アメリカ海軍
タイプ航空部隊
上級部隊大西洋艦隊海軍航空軍
基地バージニア州オシアナ海軍航空基地英語版
ハリー・S・トルーマン
渾名CVW-1

第1空母航空団(だい1くうぼこうくうだん、: Carrier Air Wing One、略称:CVW-1)は、アメリカ海軍大西洋艦隊海軍航空軍隷下の空母航空団の一つ。地上基地はバージニア州オシアナ海軍航空基地英語版、搭載航空母艦は「ハリー・S・トルーマン[1]

概要

艦隊航空戦力として、空母打撃群の主兵力となっている。混成航空部隊であり、戦闘攻撃機および電子戦機早期警戒機などで構成される。

テールコードはAB

歴史

アメリカ海軍空母航空団の中で最も歴史の古い部隊であり、1938年に設立された。「レンジャー」を始めとした初期の空母に搭載され、第二次世界大戦ではヨーロッパ太平洋両戦域に投入された。

ベトナム戦争には1966年から1967年にかけて「フランクリン・D・ルーズベルト」搭載で、1975年には「ジョン・F・ケネディ」搭載で参加した。

湾岸戦争にも「アメリカ」搭載で参加している。2003年からは「エンタープライズ」に搭載。2021年現在「ハリー・S・トルーマン」に搭載されている[1]

構成飛行隊

飛行隊名 愛称 使用機種
第11戦闘攻撃飛行隊(VFA-11) レッド・リッパーズ Red Rippers F/A-18F Block2
第34戦闘攻撃飛行隊(VFA-34) ブルー・ブラスターズ Blue Blasters F/A-18E Block2
第81戦闘攻撃飛行隊(VFA-81) サンライナーズ Sunliners F/A-18E Block2
第211戦闘攻撃飛行隊(VFA-211) ファイティング・チェックメイツ Fighting Checkmates F/A-18F Block2
第137電子攻撃飛行隊(VAQ-137) ルークス Rooks EA-18G
第126艦上空中早期警戒飛行隊(VAW-126) シーホークス Seahawks E-2D
第11ヘリコプター海上戦闘飛行隊(HSC-11) ドラゴン・スレイヤーズ Dragon Slayers MH-60S
第72ヘリコプター海洋打撃飛行隊(HSM-72) プラウド・ウォリアーズ Proud Warriors MH-60R
第40艦隊兵站支援飛行隊第2分遣隊(VRC-40 Det.2) ローハイズ Rawhides C-2A

過去に所属していた部隊

飛行隊名 愛称 使用機種
第86戦闘攻撃飛行隊(VFA-86) サイドワインダース Sidewinders F/A-18E
第123艦上空中早期警戒飛行隊(VAW-123) スクリュートップス Screwtops E-2C

脚注

注釈

出典

  1. ^ a b 青木謙知「アメリカ海軍のホーネット/スーパーホーネット飛行隊」『万能艦上戦闘機 F/A-18マニアックス スーパーホーネットの全貌』、秀和システム、2021年8月、183-184頁、ISBN 978-4-7980-6316-4 



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