第1期ベネトン時代
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 17:43 UTC 版)
「ゲルハルト・ベルガー」の記事における「第1期ベネトン時代」の解説
1986年 過去2シーズンと同様にBMWエンジンを積むベネトンに移籍。開幕からの連続入賞や、第3戦サンマリノGPで初表彰台、第5戦ベルギーGP予選でのフロントロー、計2度のファステストラップなどで存在をアピールした。第15戦メキシコGPでは、タイヤ無交換作戦が当たり、F1デビュー3年目(フル参戦2年目)にして初優勝。これはベネトンチームにとってもF1初優勝であり、この年チャンピオン争いを繰り広げた4人(アラン・プロスト、ナイジェル・マンセル、ネルソン・ピケ、アイルトン・セナ)以外が挙げた唯一の勝利でもあった。ランキングは7位と前年からさらに上昇した。 シーズンが終わるとベルガーのもとには残留を望むベネトンと、ケケ・ロズベルグが引退したマクラーレンからもオファーが来た。さらには同年未勝利に終わり不振ではあったが名門フェラーリからのオファーも届き、3枚の契約書を並べてどこに行くべきか悩む状況になった。ベルガーは先輩ニキ・ラウダに助言を求め、「サインを急がなくていい。ジョン・バーナードの行く先が決まってからにした方がいい、彼のいるチームに行くべきだ」とアドバイスを受けたこも考慮し、バーナードがマクラーレンを離れフェラーリ入りするのが決まってからベルガーもフェラーリ行きを決め契約した。
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