第1掃海隊 (山上隊; 海州)
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「日本特別掃海隊」の記事における「第1掃海隊 (山上隊; 海州)」の解説
第1掃海隊は掃海艇4隻・巡視船1隻で構成されており、当初はMS20,02,04,07及びPS03で出発したが、MS22・11の機械故障のため、それぞれMS20,07と交替した。10日17時、仁川湾外の予定会合地点に到着し、英、米、仏等の各国艦艇と連絡したのち、即日、海州沖に移動した。 11日より、イギリス海軍のベイ級フリゲート「ホワイトサンド・ベイ」とともに、CTE95.10西海岸哨戒任務隊指揮官(英国)の下で、海州航路の掃海作業に従事した。当初は英軍の監督が厳しく、使役されるというニュアンスが強かったが、英軍が日本側の作業精度の高さを認め、また山上指揮官が度々粘り強く英軍と交渉し、乗員同士の交流も深まるにつれて、わだかまりは解消されていった。 31日までに計15個の機雷を処分し、11月1日に海州を出発した。2日午前4時に第4掃海隊(萩原隊; 郡山)M22 と合同、MS20 と乗員を入れ替えした。11月3日夜半(午前1時)、下関に帰投し、 「ゆうちどり」に横付け連絡した。
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