第二次改修
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/21 01:35 UTC 版)
今度は、これまで問題とされてきた機関部を中心に改修が行われ、オリジナルのイギリス製ロールス・ロイス ミーティアガソリンエンジンをM60パットンと同じアメリカ製コンチネンタル AVDS-1790-2A ディーゼルエンジンに、変速機もアメリカ製のアリソン CD850-6に換装することで、砂漠地帯における機械的信頼性と整備性、さらには操縦性が飛躍的に向上した。このエンジンを換装されたショットは、車体後部上面のエンジンルーバーがM60のそれに近い形状になっている他、フェンダー上に同型のエアフィルタが搭載され、変速機の大型化と燃料タンクの追加により車体後部が拡張された。 ミーティア・エンジンを搭載したセンチュリオン Mk.5のエンジンルーバー エンジンを換装したショット・カル Aのエンジンルーバー その後も新型の射撃管制装置や砲安定装置を搭載し、キューポラもマガフのそれと同様にハッチを少し開けた状態で固定することで車長が頭部を車外に曝すことなく外部を視認できる機構を有するタイプに換装するなどの改良を絶え間なく受け続けた。
※この「第二次改修」の解説は、「ショット (戦車)」の解説の一部です。
「第二次改修」を含む「ショット (戦車)」の記事については、「ショット (戦車)」の概要を参照ください。
- 第二次改修のページへのリンク