オシュコシュ サンドキャット
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/07 18:06 UTC 版)
「プラサン サンドキャット」の記事における「オシュコシュ サンドキャット」の解説
2008年6月に、サンドキャットはアメリカのオシュコシュ社により再設計され、オシュコシュ サンドキャット(Oshkosh Sand Cat)となった。オシュコシュ サンドキャットは、ベース車両がフォード F-350からフォード F-550に変更され、ホイールベースは2.94mとなった。プラサン サンドキャットで提案されていた、車体後部が開放式の荷台になっているタイプ(基本型)と、クローズドトップのバンタイプ車両(サンドキャット プラス)の2種類の車体バリエーションは、オシュコシュ サンドキャットにも継承されている。また、プラサン サンドキャットは車体前面のデザインが元のフォードF-350の面影をほぼそのまま残していたのに対し、オシュコシュ サンドキャットの車体前面デザインは、幾何学的な形状のメッシュを配した独特のものとなっている。 オシュコシュ サンドキャットは、装甲化ハンヴィーの後継車種として提案され、MRAP(Mine Resistant Ambush Protected、エムラップ、耐地雷・伏撃防護車両)系車両の戦訓に基づき、衝撃吸収構造を持った兵員用座席、V字型で地雷に対する防御力を高めた車体底部などの技術が採用された。2010年には、車体底面の防御力を更に強化する第二次改修が適用された。
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