第二回内国勧業博覧会
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1881年(明治14年)3月1日から6月30日まで。上野公園。受賞者(名誉賞牌)旭玉山・七宝会社、(進歩賞牌)西村総左衛門・後藤省三郎、(妙技1等)加納夏雄・秦蔵六・柴田是真、(妙技2等)河鍋暁斎・滝和亭・石川光明・高橋由一・森川杜園。その他、サン・ジョヴァンニの「婦人三絃弾奏図」、ラグーザの「日本婦人」が評判となった。彫刻では牙彫が全盛で、書道では長三洲・日下部鳴鶴らが入選した。 博覧会に合わせて、1881年、上野公園の寛永寺本坊跡に煉瓦造2階建の建物が完成した(現在の東京国立博物館本館の位置)。イギリス人建築家ジョサイア・コンドルの設計によるもので、会期中は展示館として使用された。博覧会終了後は上野博物館の本館となり、翌1882年3月、明治天皇行幸の下、開館式が行われた。
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