第一次世界大戦~戦後
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 14:06 UTC 版)
「ニュース映画」の記事における「第一次世界大戦~戦後」の解説
『パテ=シュナル』の登場後、ニュース映画は一気に本格化した。第一次世界大戦では従軍カメラマンが現場で撮影した戦況報告フィルムがニュース映画として上映されるようになり大きな反響を得た。 第一次世界大戦が終わると専門の上映館が登場するとともにニュース映画の製作も一段と活発化した。また、一般の劇映画(本編)の前座として短編アニメ映画と共に上映された。 アメリカにおいては、複数のニュース映画を上映する際のフィルム交換時間の穴埋めとして、短編のアニメ映画が上映された。日本でも有名な『トムとジェリー』は、その目的で製作されたアニメ映画である。 さらにトーキー(発声映画)の時代が到来するとニュース映画にも同時録音方式が採用され臨場感が高められた。 1935年にスタートした『マーチオブタイム』は従来のニュース映画とは異なり、一つの主題に多くの時間を割く手法がとられ、この頃からニュース映画の分野は「スクリーン・ジャーナリズム」と呼ばれるようになった。
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