第一世代“カトマイ” (Katmai)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/14 02:27 UTC 版)
「Pentium III」の記事における「第一世代“カトマイ” (Katmai)」の解説
製造プロセスは0.25µm。機能的には前世代製品にあたるPentium IIにSSE処理ユニットを追加している。設計当時の製造技術の制約と製造コストを低減する目的から、Pentium IIと同様にCPUモジュール基板の上にCPUコアと容量512KBの2次キャッシュメモリとを個別に実装している。パッケージは、Pentium IIから継承したS.E.C.C.2 (Slot 1) のみ。 同一のクロック周波数のPentium IIと比較すると、Pentium IIIは2次キャッシュメモリのアクセスレイテンシが減少されている分、若干高速である。また、パソコンの同一性検出を目的として、個々のCPUにはソフトウェアから読み出し可能なプロセッサ・シリアル・ナンバ (PSN) と呼ばれる96ビット長の固有IDデータが追加されている。 動作周波数コア数FSB2次キャッシュソケットTDP600BMHz (133x4.5) 1 133MHz 512KB Slot1 34.5W 600MHz (100x6) 100MHz 550MHz (100x5.5) 30.8W 533MHz (133x4) 133MHz 29.7W 500MHz (100x5) 100MHz 28W 450MHz (100x4.5) 25.3W
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