空軍指揮幕僚大学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/16 10:53 UTC 版)
「アメリカ空軍大学」の記事における「空軍指揮幕僚大学」の解説
通称はACSC。空軍指揮幕僚大学は、選抜された将校が指揮官や幕僚としての任務遂行能力を習得できるように教育を行う機関。空軍中級将校、陸海軍及び海兵隊将校、国防総省から選抜された文官、世界各国から派遣された将校などが、レジデンス・コースに入校する学生である。 空軍指揮幕僚大学に入校するためには、選抜試験を経て入校する方法(レジデンス・コース)と、セミナー課程と通信教育の3種類がある。レジデンス・コースに選抜されなかった将校は、グループ討議(セミナー・コース)か通信教育を受ける事になる。 カリキュラム 指揮官教育、戦闘支援要請、宇宙防衛、核戦術や核戦域作戦、武装専門知識、低強度紛争対処、品質についての概念、幕僚間の意思疎通などである。 上級航空戦力研究所学校 上級航空戦力研究所学校は、空軍指揮幕僚大学内に設置された組織で、中級レベルの軍事教育(PME)を卒業して選抜された学生用にフォロー・オン教育(11か月間)を実施している。集中的な研修を積んで優れた開発能力を育成、戦略上の原則に従い空軍能力を評価し、導入できる軍人や学者を育成することが上級航空戦力研究所学校の教育目的である。
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