種類・意匠
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/03 21:42 UTC 版)
キーホルダーは、一つないし複数の鍵を紛失しないように携帯するための道具であるが、こと財布などのように日常的に持って歩くことを主眼とした製品が多く出回っている。これは建物より外に出る際に、建物の内と外を隔てる扉に外部から施錠し、この鍵を外出中は携帯し続ける必要があるためである。 今日広く用いられているのは、キーリングと呼ばれる鍵の着脱が可能なように切れ込みの入った金属製の小環に複数の鍵をぶらさげて使用するタイプで、構造も簡単である。普通、キーリングには持ち手が付されており、掴みやすくするほか何の鍵であるかや誰の所有物であるかなどの識別を容易にする機能がある。 持ち手には様々な意匠が凝らされ、デザインは多様である。例として、何らかのシンボルやロゴが入ったプレート状のもの、キャラクターその他を模った立体的なものなど。安価で嵩張らないため、土産物・記念品・ノベルティとしても人気である。 なお鍵によってはその性質上において、外部との衝突や外圧によって変形してしまった場合に、鍵としての機能を果たさなくなるなどの問題も発生しうる。このためキーホルダーでも、鍵を保護するための袋ないし箱状の容器としての機能を備え、鍵を保護するものもあり、ルイ・ヴィトンでキーホルダー(key holder)と言えば革製のキーケースを指す。 また不用意に落としたり盗まれたりしても、それを得た側が悪用できないように工夫されているものもみられる。 意匠性を重視したものではアクセサリーとしての側面もあり、ことマスコットが取り付けられたキーホルダーを、キーホルダーとしてではなくマスコットグッズとしてストラップなどの飾りに利用する様式も見られる。また、カバンやリュックへの飾りに利用する様式も見られる。
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