種族としてのウォーグレイモン
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/09 05:02 UTC 版)
「ウォーグレイモン」の記事における「種族としてのウォーグレイモン」の解説
グレイモン系デジモンの究極体である竜人型デジモン。グレイモン系デジモンとしては珍しく小さな人型の体躯しか持たないが、凝縮されたパワーと下記の通りクロンデジゾイド製の鎧、両腕に装着されたドラモンキラーにより攻防両面で高い性能を獲得している。ただし『デジモンワールド3』ではメタルグレイモンよりも巨大に描かれている。 歴戦の強者の中でも真の勇者が自らの使命に目覚めたときウォーグレイモンに進化すると言われている。 背中に装備している翼のような「ブレイブシールド」は、取り外して外殻を1つに合わせると最強硬度の盾としても使用できる。その他、ブーメランのようにして攻撃できる設定も登場初期にはあったものの、各メディアでそのような描写はない。ブレイブシールドには勇気の紋章が刻まれている。 また、両腕に装備している「ドラモンキラー」はドラモン系デジモンに対して非常に効果的で絶大な威力を発揮するが、同時に自らを危険にさらしてしまう諸刃の剣でもある。アニメ『デジモンアドベンチャー』では、終盤のボスに相当する4体のダークマスターズのうち、ドラモン系デジモンのメタルシードラモンとムゲンドラモンをドラモンキラーを使用して撃破している(ムゲンドラモンは一撃で倒した)が、その反面ドラモン系デジモンでないピノッキモンとピエモンには破られている。 周囲のエネルギーを集めて放つ「ガイアフォース」が必殺技であるが、アニメ『アドベンチャー(無印、02)』ではガイアフォースだけで敵を倒したことは一度もなく、ドラモンキラーによる攻撃、メタルガルルモンとの合体技が決め技とされている。ガイアフォースをピエモンに直撃させたこともあるが、この際もピエモンを吹き飛ばす程度で倒すことはできなかった(ガイアフォースが弱かったのか、ピエモンが強すぎたのかは不明)。『ぼくらのウォーゲーム!』では手のひらほどの小型弾にして撃ち出し、スピードに優れるディアボロモンに対抗したこともある(それでも避けられてしまった)。『クロスウォーズ』ではクオーツモンのコピー能力で生み出されたベリアルヴァンデモン4体のうち3体をガイアフォースで撃破している(倒し損ねた1体はデュークモンが倒した)。 両腕のドラモンキラーをあわせて竜巻のように敵に襲いかかる技は、アニメ及びPSP版『デジモンアドベンチャー』では『ブレイブトルネード』とされているが、『デジタルモンスターカードゲーム』およびゲームなどでは、『グレートトルネード』になっている。
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