種子の毒性
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/04/03 17:31 UTC 版)
カイエンナッツは、英名の通り現地においては種子が食利用された歴史もあり、食用とされることがあるが、種子には微量ながら、ジャガイモの発芽部分と同種の、ステロイドアルカロイド配糖体であるソラニン系毒素がある事が判明しており、摂取した場合中毒症状を引き起こす可能性がある。発芽前のパキラ系種子を食用にしている地域は現在でも一部存在するが、中南米や台湾など多くの国々で食用利用が禁止されている。しかし大型種子自体の購入は容易に出来る為に注意が必要であり、ソラニンは加熱等により分解が出来るものの、安易な摂取は極力控えるべきである。
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