福島仮乗降場とは? わかりやすく解説

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福島仮乗降場

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/31 06:22 UTC 版)

福島仮乗降場
ふくしま
Fukushima
(5.6 km) 芭露
所在地 北海道紋別郡湧別町字福島
所属事業者 日本国有鉄道(国鉄)
所属路線 湧網線
キロ程 4.3 km(中湧別起点)
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
開業年月日 1955年昭和30年)12月25日[1]
廃止年月日 1987年昭和62年)3月20日[1]
備考 湧網線廃線に伴い廃駅
距離は実キロ
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1977年の福島仮乗降場と周囲約500m範囲。右が網走方面。海側に防風雪林、中湧別側に東七線の踏切があり、傍に待合室が見える。1956年1月から暫くの間湧網線で運行されていたレールバス国鉄キハ01系気動車)に対応した頃の物がそのまま使われ続けていたのか、簡易型のホームは普通の気動車1両の半分程度の長さしか無い。国土交通省 国土地理院 地図・空中写真閲覧サービスの空中写真を基に作成

福島仮乗降場(ふくしまかりじょうこうじょう)は、北海道網走支庁紋別郡湧別町字福島にかつて設置されていた、日本国有鉄道(国鉄)湧網線仮乗降場廃駅)である。湧網線の廃線に伴い、1987年(昭和62年)3月20日に廃駅となった[1]

一部の普通列車は通過した(1986年(昭和61年)3月3日改正時点で、下り3本上り5本[2])。

歴史

仮乗降場名の由来

所在地名より。当地には1916年(大正5年)に福島県から福島団体13戸が入植し、命名したものである[3][4]

駅構造

廃止時点で、1面1線の単式ホームを有する地上駅であった。

廃止時まで仮乗降場であり、無人駅となっていた。

駅周辺

駅跡

2011年(平成23年)時点では更地になっていたが、枕木が積み上げられていた[6]

また、2011年(平成23年)時点では駅跡附近の線路跡が崩れかかった築堤として残存し、線路跡に沿って防雪林が続いていた[6]

隣の駅

日本国有鉄道
湧網線
中湧別駅 - <五鹿山仮乗降場> - 福島仮乗降場 - 芭露駅

脚注

  1. ^ a b c d e 石野哲 編『停車場変遷大事典 国鉄・JR編 II』(初版)JTB、1998年10月1日、915頁。ISBN 978-4-533-02980-6 
  2. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、216頁。ISBN 978-4893915498 
  3. ^ 本多 貢 (1995-01-25). 児玉 芳明. ed (日本語). 北海道地名漢字解. 札幌市: 北海道新聞社. p. 112. ISBN 4893637606. OCLC 40491505. https://www.worldcat.org/oclc/40491505 
  4. ^ 太田幸夫『北海道の駅878ものがたり 駅名のルーツ探究』富士コンテム、2004年2月、168頁。ISBN 978-4893915498 
  5. ^ a b c 『北海道道路地図 改訂版』地勢堂、1980年3月、19頁。 
  6. ^ a b 本久公洋『北海道の鉄道廃線跡』北海道新聞社、2011年9月、98頁。ISBN 978-4894536128 

関連項目





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