福島佑一
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/11/16 01:56 UTC 版)
| 福島 佑一 | |||
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| 基本情報 | |||
| 出身地 | 兵庫県 | ||
| プロ入会 | 2013年 第29期 | ||
| 所属団体 | 日本プロ麻雀連盟 | ||
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| 主な実績 | |||
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福島 佑一(ふくしま ゆういち)は競技麻雀のプロ雀士。日本プロ麻雀連盟所属。団体内での段位は五段[1]。
来歴
兵庫県出身[2]。島根大学在学中に「自分が今から目指せるテーブルゲームのプロは何だろう」と考え、麻雀プロとして食べていくことを決意し、22歳の時に大学を中退して上京[3]。2013年に日本プロ麻雀連盟のプロテストに合格してプロ雀士となる。
2017年度後期の特別昇級リーグを制してB1リーグに昇進を果たす[4]など徐々に実力を発揮し、2024年に団体タイトルの一つである第49期王位を獲得する。
2025年にはMトーナメント2025に連盟からの推薦で出場。予選1stステージで園田賢・魚谷侑未・渋川難波という新旧Mリーガーを相手に2着・3着と健闘したがトータル3着で敗退した[5]。また、麻雀最強戦2025には「激突タイトルホルダー」と「全日本プロ選手権」にそれぞれ出場、「激突タイトルホルダー」では予選B卓でオーラスに田村洸の倍満による逆転を許して3着で決勝卓進出を逃し[6]、「全日本プロ選手権」では決勝卓に勝ち残るも手役と自摸に恵まれず4着となり[7]、ファイナル進出を逃した。
挿話
- 幼少期から将棋に親しんでおり、井上慶太が師範代を務める道場にも通っていたが、周りに強い人が多かったこともあり、プロ棋士を目指すことはなかった[3]。
- プロ入りについては、他のプロ雀士の多くが麻雀プロの知り合いの紹介でプロテストを受けるなどの道を進む中、プロを志した大学時代に麻雀プロの知り合いは誰もおらず、独力でプロテストを受験している[3]。
- 王位を獲得するまでは知名度が低かったことを自認しており、麻雀最強戦2025「激突タイトルホルダー」出場時には「何か目立てることをやりたいと思ったのと、自分を変えたいと思った」他の雀士がジャケットとネクタイを着用する中、同団体の白鳥翔にコーディネートを依頼して18万円近い衣装代を払ってカジュアルな服装で出場した[6]。
獲得タイトル
出典
- ^ “連盟員名簿 東京本部”. 日本プロ麻雀連盟. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “福島 佑一(ふくしま ゆういち)”. 龍龍. 2025年11月16日閲覧。
- ^ a b c “「SNSを頑張るより麻雀の結果で評価されたい」福島佑一(ふくしま・ゆういち)プロインタビュー”. note 麻雀ルポ (2025年6月14日). 2025年11月16日閲覧。
- ^ 野方祐介 (2018年2月13日). “第23期特別昇級リーグ 決勝レポート”. 日本プロ麻雀連盟. 2025年11月16日閲覧。
- ^ “日本プロ麻雀連盟・魚谷侑未、赤坂ドリブンズ・園田賢が 予選1stステージを勝ち上がり!!【Mトーナメント2025 予選1stステージ H卓】”. キンマweb (2025年6月14日). 2025年11月16日閲覧。
- ^ a b 千嶋辰治 (2025年10月19日). “未来を渇望した福島祐一、田村洸の執念の前に散る。【麻雀最強戦2025 激突タイトルホルダー】観戦記【B卓】”. キンマweb. 2025年11月16日閲覧。
- ^ 東川亮 (2025年11月16日). “揺蕩う勝利の行方 當眞脩平がつかみ取った未来【麻雀最強戦2025 全日本プロ選手権】観戦記【決勝卓】”. キンマweb. 2025年11月16日閲覧。
外部リンク
- 福島佑一のページへのリンク