石井一馬とは? わかりやすく解説

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石井一馬

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/09/28 19:01 UTC 版)

石井 一馬
基本情報
出身地 東京都
生年月日 (1986-02-21) 1986年2月21日(39歳)
プロ入会 2006年 第31期後期
所属団体 最高位戦日本プロ麻雀協会
Mリーグ
ドラフト 2025年/1順目
2025- EARTH JETS
主な実績
麻雀マスターズ(第21期)
王位(第41期)
飯田正人杯 最高位戦Classic(第10・18期)
最高位(第49期)
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石井 一馬(いしい かづま、1986年2月21日 - )は、日本競技麻雀のプロ雀士。最高位戦日本プロ麻雀協会所属。Mリーグ・EARTH JETS所属。

来歴

東京都出身。3人兄弟の長男として生まれる[1]。中学受験の末に巣鴨中学校に進み、剣道部の合宿中に携帯ゲーム機から麻雀を覚え[1][2][3]、高校進学後にネット麻雀「東風荘」に傾倒[1][3]

大学入学と同時に、渋谷と歌舞伎町の麻雀店でスタッフを掛け持ちする生活となり、プロを目指す。その際、東風荘のオフ会で知り合った石橋伸洋の所属している団体という理由で最高位戦日本プロ麻雀協会のプロテストを受け合格[1]。大学を中退し[4]、2006年に若干19歳にして第31期後期生としてプロデビュー[3][5]

2012年には第21期麻雀マスターズで優勝し、初タイトルを獲得[6]。 2015年には第41期王位戦で優勝し[7]、同年の第10期飯田正人杯最高位戦Classicでも優勝を果たす[8]

第36期から第40期までA1リーグ所属後、その後B1リーグに降級し、第46期にA2リーグ昇級、第49期(2024年)よりA1リーグ所属となる[5]。同年の第18期飯田正人杯最高位戦Classicでは最終戦で親の四暗刻をツモり、通算2度目の優勝を収める[9][10]

2025年1月1日の最高位戦最終節で優勝を決め第49期最高位となる[11]。同年の2月12日には第1期蒼翼戦で優勝し、2024年度の最高位戦Classic及び最高位戦及び蒼翼戦において三冠を達成した。

2025年6月30日に行われたMリーグ2025-26ドラフト会議で新規参入チームのEARTH JETSから1順目指名を受けた[12]。Mリーグでのキャッチコピーは「トリプルクラウン」。

雀風・挿話

  • 積極的に仕掛ける、スピード重視の雀風。好形リーチを求めると進行速度が落ちることに気づいてスピード重視を志向していったという[3]
  • 感情を抑制渋れずに打ち続けられることが自分の武器だと語っている。元々気性の荒い性格だったが、学生時代に麻雀で勝つためにはどうすべきかを考えた結果だという[4]
  • 2022年1月に公開された麻雀遊戯王の動画で、Mリーガーに指名される前の仲林圭が、自分の他にMリーガーになれそうなプロとして石井の名前を挙げたことで、石井のX(旧Twitter)のフォロアー数が急増したという[3][13]
  • 既婚[4]。著書『麻雀偏差値70へのメソッド』は、元々石井が彼女(妻)のために作った麻雀ノートを書籍化したものだった[1]

獲得タイトル

著書

脚注

  1. ^ a b c d e 鈴木聡一郎 (2021年7月1日). “【FACES / Vol.19】石井一馬 ~批判を結果で黙らせた男はシビアに自身を見つめる~”. 最高位戦日本プロ麻雀協会. 2025年7月3日閲覧。
  2. ^ 【インタビュー】武中真・石井一馬戴冠インタビュー”. 最高位戦日本プロ麻雀協会 (2012年5月21日). 2024年12月3日閲覧。
  3. ^ a b c d e 石井一馬|20代で3冠を手にした、速攻のスペシャリスト”. 麻雀ウォッチ (2022年7月28日). 2025年7月3日閲覧。
  4. ^ a b c 【Mリーグ】新加入アースジェッツ 最高位・石井一馬 感情をコントロール、ブレずに打ちぬく”. 東京スポーツ (2025年9月3日). 2025年9月5日閲覧。
  5. ^ a b 石井 一馬”. 最高位戦日本プロ麻雀協会. 2024年12月3日閲覧。
  6. ^ 麻雀マスターズ 決勝観戦記/第21期 決勝観戦記”. 日本プロ麻雀連盟 (2012年5月16日). 2024年12月3日閲覧。
  7. ^ 【石井一馬選手 第41期王位戦優勝 !!】”. 最高位戦日本プロ麻雀協会 (2015年11月29日). 2024年12月3日閲覧。
  8. ^ 【優勝は石井一馬!第10期飯田正人杯・最高位戦Classic】”. 最高位戦日本プロ麻雀協会 (2015年8月29日). 2024年12月3日閲覧。
  9. ^ 第18期飯田正人杯・最高位戦Classic 優勝は石井一馬選手!”. 最高位戦日本プロ麻雀協会 (2024年9月4日). 2024年12月3日閲覧。
  10. ^ 【役満】石井一馬の四暗刻【第18期飯田正人杯最高位戦Classic決勝2日目】 #石井一馬 #四暗刻 - YouTube
  11. ^ 石井一馬が第49期最高位に輝く”. キンマweb (2025年1月1日). 2025年1月4日閲覧。
  12. ^ 新Mリーガー7人が誕生!内川幸太郎はEX風林火山、東城りおがBEAST Xで復帰/麻雀・Mリーグ”. ABEMA麻雀TIMES (2025年6月30日). 2025年7月1日閲覧。
  13. ^ 【麻雀遊戯BAR】Mリーガーの実力どう思う?[ゲスト:仲林圭、尻無濱航](12m3s〜) - YouTube

外部リンク




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