神明神社 (総社市)とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 神明神社 (総社市)の意味・解説 

神明神社 (総社市)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/04/13 01:04 UTC 版)

神明神社
所在地 岡山県総社市福井字神明240
位置 北緯34度41分00秒 東経133度45分13秒 / 北緯34.68333度 東経133.75361度 / 34.68333; 133.75361座標: 北緯34度41分00秒 東経133度45分13秒 / 北緯34.68333度 東経133.75361度 / 34.68333; 133.75361
主祭神 天照大神
創建 不明
本殿の様式 流造
例祭 10月第3日曜日
地図
神明神社
神明神社 (岡山県)
テンプレートを表示

神明神社(しんめいじんじゃ)は、岡山県総社市にある神社である。

概要

かつては備中国賀陽郡阿部村(あぶむら)[1]の氏神で、天照大神を祭神とし、伊勢神宮内宮を本社とする。神使は、天岩戸で天照大神を誘い出したことで知られる(長鳴鳥)である。

備中国風土記逸文である『宮瀬川』(みやせがわ)によると、賀陽郡に『伊勢御神社』(いせのみかみのやしろ)の東に河があり、河の西に『吉備建日子命宮』(きびたけひこのみことのみや)があるので、この河を『宮瀬川』と称した、とある。この『伊勢御神社』を、神明神社に比定する説もあるが、確かなことはわからない。また元伊勢名方浜宮として、いくつかの文献に記載が残る。

現在は単立神社として存続している。

末社

  • 荒神社
  • 地神社
  • 金神神社
  • 木本宮・正殿宮
  • 七社宮

文献

  • 延喜式神名帳頭註(1503年)吉田文庫 卜部(吉田)兼倶著 『宮瀬川』
  • 諸社根元記(1530年~1540年頃)『宮瀬川』
  • 諸神記(1543年)『宮瀬川』
  • 神祇志料 思文閣 栗田寛著 『名方浜宮』『宮瀬川』
  • 古風土記逸文考証 有峰書店 栗田寛著 『名方浜宮』『宮瀬川』
  • 上代歴史地理新考 山陽道/備中国・宮瀬川 三省堂 井上通泰著『宮瀬川』
  • 吉備郡史 名著出版 永山卯三郎著 『名方浜宮』
  • 弐拾弐社明細書(明治7年 式外古社)岡山県社寺掛(編)『名方浜宮』『宮瀬川』
  • 備中国賀陽郡神社明細帳(明治22年2月)賀陽郡役所 『名方浜宮』
  • 大日本地名辞典(明治33年)冨書房 吉田東伍著 『宮瀬川』
  • 吉備郡神社誌(古郡神社の項)岡山県神職会吉備支部 高杉槌蔵著『名方浜宮』『宮瀬川』
  • 月刊歴史手帖/古代吉備豪族の誕生(1976年4卷6号)名著出版 葛原克人著 『宮瀬川』
  • 岡山県埋蔵文化財発掘調査報告書35/備中こうもり塚古墳 岡山県教育委員会 葛原克人著 『宮瀬川』
  • 吉備津彦伝承と造山古墳(吉備されど吉備)古代吉備国を語る会 出宮徳尚著 『宮瀬川』
  • 吉備津彦伝承(弐)吉備地方文化研究第19号 就実大学吉備地方文化研究所 出宮徳尚著
  • 総社市史 通史編・古代中世史料編・考古資料編(備中風土記の項)総社市『宮瀬川』
  • 吉備回廊(山陽新聞 平成8年4月14日掲載)山陽新聞社『宮瀬川』

交通

脚注

  1. ^ 現在の岡山県総社市福井の南部。1881年明治14年)に福井村と合併して福井村となる。

関連項目




英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「神明神社 (総社市)」の関連用語

神明神社 (総社市)のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



神明神社 (総社市)のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの神明神社 (総社市) (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS