祖父・細野正文とタイタニック号
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「細野晴臣」の記事における「祖父・細野正文とタイタニック号」の解説
詳細は「細野正文」を参照 細野晴臣の父方の祖父である細野正文は、日本人で唯一豪華客船タイタニック号に乗船し、事故から生還した人物である。映画『タイタニック』の公開に合わせ、1998年にウォルター・ロード『タイタニック号の最期』(佐藤亮一訳、ちくま文庫)が再刊され、細野は祖父のことを記した文章を寄せた。 細野が1985年に『銀河鉄道の夜』のアニメ映画の音楽を担当した時には、偶然ではなく運命的なものと捉えたとコメントしている。 また、ギャヴィン・ブライアーズの『タイタニック号の沈没』の1994年版CDの日本盤ライナーノートでも、本件に関する質疑に答えている。 細野は2012年、事故犠牲者の共同墓地があるカナダのハリファックスを訪れており、その模様は2012年6月7日のNHKBSプレミアム「旅のチカラ」で放送された。大西洋海洋博物館に展示されている乗船名簿に祖父の名を見つける(M.Hosonoではなく、M.Hasonoと間違っている)。事故が起きた100年前と同じ4月21日に行われた追悼式を再現した式典に参加する等した。また、犠牲者の共同墓地も訪れた。細野は、同じミュージシャンとしてタイタニック号沈没まで演奏していて犠牲になった8人の音楽家のことが気になっていたという。
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