堀内公園駅とは？わかりやすく解説

堀内公園駅*
	駅舎（2019年2月）
	ほりうちこうえん; HORIUCHIKŌEN;
	◄GN03 碧海古井 (1.0 km) (1.2 km) 桜井 GN05►
所在地	愛知県安城市堀内町前山92 北緯34度55分39.35秒東経137度5分22.85秒 / 北緯34.9275972度東経137.0896806度座標: 北緯34度55分39.35秒東経137度5分22.85秒 / 北緯34.9275972度東経137.0896806度
駅番号	GN 04
所属事業者	名古屋鉄道
所属路線	西尾線
キロ程	6.7 km（新安城起点）
駅構造	地上駅
ホーム	1面1線
乗降人員; -統計年次-	344人/日; -2022年-
開業年月日	1926年（大正15年）7月1日
備考	*2008年6月29日に碧海堀内駅から改称。
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堀内公園駅（ほりうちこうえんえき）は、愛知県安城市堀内町前山にある、名鉄西尾線の駅である。駅番号はGN04。また、駅名の由来となっている堀内公園の最寄駅でもある。

歴史

2006年（平成18年）4月に名鉄から当駅の廃止が示唆された。これは駅集中管理システムおよびストアードフェアシステム（トランパス）導入のため、駅施設整備費用の軽減を考慮したことによるもので、廃止対象とされた「1日当りの乗降客数が300人以下の駅」に当駅が該当していたためである。しかし、駅舎の改修費（全体で1億3千万円）を安城市が負担することと地元住民による署名活動により名鉄側が駅存続に合意したため、当駅の廃止は回避された。

碧海堀内駅時代（2005年7月）

年表

1926年（大正15年）7月1日 - 碧海電気鉄道線の開通に際して碧海堀内駅（へきかいほりうちえき）として開業。
1953年（昭和28年）5月18日 - 無人化^[3]。
2007年（平成19年）
- 11月8日 - 新駅舎完成。
- 11月14日 - トランパス導入。
2008年（平成20年）6月29日 - 駅名を堀内公園駅へ変更^[2]。
2011年（平成23年）2月11日 - ICカード乗車券「manaca」供用開始。
2012年（平成24年）2月29日 - トランパス供用終了。

駅構造

4両編成対応の単式1面1線のホームを持つ地上駅で^[4]、駅集中管理システム導入の無人駅。

以前は駅舎はなく直接ホームに入る形になっていたが、2007年度に駅集中管理システム導入の際に、駅舎の設置と駅周辺の整備が行われた。

駅施設としてのトイレは設置されていない。ただし、隣接する公園には公衆トイレが設置されており、男女別・ユニバーサル対応の水洗式。

のりば

路線	方向	行先
GN 西尾線	下り^[5]	新安城・金山・名鉄名古屋方面^[6]
GN 西尾線	上り^[5]	西尾・吉良吉田方面^[6]

改札口
ホーム
駅名標

配線図

**堀内公園駅構内配線略図**
← 新安城・名古屋方面		→ 西尾・吉良吉田方面
凡例出典:^[7]

利用状況

『名鉄120年：近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は486人であり、この値は名鉄全駅（275駅）中263位、西尾線・蒲郡線（23駅）中18位であった^[8]。
『名古屋鉄道百年史』によると1992年度当時の1日平均乗降人員は276人であり、この値は岐阜市内線均一運賃区間内各駅（岐阜市内線・田神線・美濃町線徹明町駅 - 琴塚駅間）を除く名鉄全駅（342駅）中303位、西尾線・蒲郡線（24駅）中22位であった^[9]。

『愛知県統計年鑑』『安城の統計』各号によると、年間および一日平均の乗降人員の推移は以下の通りである。

乗降人員の推移
年	年間乗降人員		一日平均乗降人員		備考
年	総数	定期	総数	定期	備考
1949（昭和24）年度	271,000	144,000	*742		期間は1949年5月 - 1950年4月末^[10]
1950（昭和25）年度	233,000	128,000	*638		期間は1949年11月 - 1950年10月末^[11]
1951（昭和26）年度	252,000	194,000	*689		^[12]
1952（昭和27）年度	257,000	146,000	702		^[13]
1953（昭和28）年度	229,000	122,000	627		^[14]
1954（昭和29）年度	233,000	110,000	639		^[15]
1955（昭和30）年度	187,000	108,000	514		^[16]
1956（昭和31）年度	189,000	96,000	517		^[17]
1957（昭和32）年度	170,000	80,000	466		^[18]
1958（昭和33）年度
1959（昭和34）年度
1960（昭和35）年度
1961（昭和36）年度
1962（昭和37）年度
1963（昭和38）年度
1964（昭和39）年度
1965（昭和40）年度	204,017	147,960	559		^[19]
1966（昭和41）年度	202,844	153,060	556		^[19]
1967（昭和42）年度	169,281	129,060	462		^[19]
1968（昭和43）年度	132,139	95,520	362		^[19]
1969（昭和44）年度	93,200	67,100	260		^[19]
1970（昭和45）年度	59,400	45,700	160		^[20]
1971（昭和46）年度	53,324	47,400	148		^[20]
1972（昭和47）年度	47,396	41,220	131		^[20]
1973（昭和48）年度	38,564	31,440	106		^[20]
1974（昭和49）年度	44,875	29,820	124		^[20]
1975（昭和50）年度	53,186	34,020	146		^[20]
1976（昭和51）年度	57,962	39,360	160		^[20]
1977（昭和52）年度	57,506	38,460	159		^[20]
1978（昭和53）年度	58,349	37,980	162	106	^[20]
1979（昭和54）年度	67,935	42,600	187	118	^[20]
1980（昭和55）年度	65,182	38,580	181	107	^[21]
1981（昭和56）年度	69,979	40,560	193	113	^[21]
1982（昭和57）年度	61,159	33,960	169	94	^[21]
1983（昭和58）年度	59,979	30,600	166	85	^[21]
1984（昭和59）年度	62,018	29,880	172	83	^[21]
1985（昭和60）年度	60,360	29,820	166	83	^[21]
1986（昭和61）年度	62,769	33,900	173	94	^[21]
1987（昭和62）年度	65,403	35,700	181	99	^[21]
1988（昭和63）年度	70,719	39,660	195	110	^[21]
1989（平成元）年度	74,324	40,500	204	113	^[21]
1990（平成02）年度	77,318	46,560	214	129	^[22]
1991（平成03）年度	78,228	47,280	217	131	^[22]
1992（平成04）年度	100,223	51,420	276	143	^[22]
1993（平成05）年度	96,077	46,320	264	129	^[22]
1994（平成06）年度	102,530	53,700	284	149	^[22]
1995（平成07）年度	99,063	51,360	273	143	^[22]
1996（平成08）年度	105,956	54,480	293	151	^[22]
1997（平成09）年度	101,887	51,780	281	144	^[22]
1998（平成10）年度	95,745	52,080	263	145	^[22]
1999（平成11）年度	91,209	44,160	251	123	^[22]
2000（平成12）年度	86,996	43,440	239	121	^[22]
2001（平成13）年次	83,575	41,640	231	116	^[23]
2002（平成14）年次	89,263	43,920	246	122	^[23]
2003（平成15）年次	93,536	47,280	259	131	^[23]
2004（平成16）年次	94,411	48,600	261	135	^[23]
2005（平成17）年次	97,393	57,720	268	160	^[23]
2006（平成18）年次	104,126	62,460	288	174	^[23]
2007（平成19）年次	127,281	72,780	351	202	^[23]
2008（平成20）年次	158,792	81,480	438	226	^[23]
2009（平成21）年次	141,713	75,960	393	211	^[24]
2010（平成22）年次	140,785	73,800	389	205	^[24]
2011（平成23）年次	154,820	86,100	427	239	^[24]
2012（平成24）年次	171,588	98,940	473	275	^[24]
2013（平成25）年次	175,928	101,640	486	282	^[24]
2014（平成26）年次	169,944	95,880	469	266	^[24]
2015（平成27）年次	179,526	103,380	497	287	^[24]
2016（平成28）年次	170,300	96,600	470	268	^[24]
2017（平成29）年次	173,149	96,120	479	267	^[24]
2018（平成30）年次	178,645	102,480	492	285	^[24]
2019（令和元）年次	188,535	114,660	520	319	^[1]
2020（令和02）年次	141,611	96,660	391	269	^[1]
2021（令和03）年次	121,715	70,500	337	196	^[1]
2022（令和04）年次	124,693	67,260	344	187	^[1]

斜体の値は千人単位（千人未満四捨五入）
* 千人単位からの概算値

駅周辺

堀内公園（駅に隣接）
二子古墳（国指定史跡、前方後方墳）

隣の駅

名古屋鉄道

GN 西尾線

■特急・■急行

通過

■普通

碧海古井駅 (GN03) - 堀内公園駅 (GN04) - 桜井駅 (GN05)

脚注

[脚注の使い方]

^ ^a ^b ^c ^d ^e 安城市企画部経営管理課（編）『安城の統計 60』、安城市、2023年、34頁
^ ^a ^b “西尾線新駅の駅名と、碧海桜井駅及び碧海堀内駅の駅名変更について”. 名古屋鉄道 (2008年4月25日). 2008年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月10日閲覧。
^ 寺田裕一『改訂新版データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4777013364。
^ 生田誠『名鉄の支線、廃線』上巻、アルファベータブックス、2020年、23頁。 ISBN 978-4865988611。
^ ^a ^b “路線別時刻表｜電車のご利用案内｜名古屋鉄道”. 2025年1月14日閲覧。
^ ^a ^b “堀内公園(GN04)(ほりうちこうえん) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月臨時増刊号「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道配線略図」
^ 名鉄120年史編纂委員会事務局（編）『名鉄120年：近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。
^ 名古屋鉄道広報宣伝部（編）『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。
^ 『愛知県統計書. 昭和24年』、（国立国会図書館デジタルコレクション）
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和27年刊行』、愛知県、1952年、329頁
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和28年刊行』、愛知県、1953年、313頁
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和29年刊行』、愛知県、1954年、332頁
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和30年刊行』、愛知県、1955年、308頁
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和31年刊行』、愛知県、1956年、306頁
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和32年刊行』、愛知県、1957年、322頁
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和33年刊行』、愛知県、1958年、338頁
^ 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和34年刊行』、愛知県、1959年、382頁
^ ^a ^b ^c ^d ^e 安城市市長公室企画課（編）『安城の統計 7』、安城市、1970年、18頁
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 安城市市長公室企画課（編）『安城の統計 17』、安城市、1980年、24頁
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 安城市市長公室企画課（編）『安城の統計 27』、安城市、1990年、33頁
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k 安城市企画部企画政策課（編）『安城の統計 38』、安城市、2001年、33頁
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 安城市企画部経営管理課（編）『安城の統計 46』、安城市、2009年、33頁
^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 安城市企画部経営管理課（編）『安城の統計 56』、安城市、2019年、34頁

外部リンク

堀内公園駅 - 名古屋鉄道

[安城60-1] 安城市企画部経営管理課（編）『安城の統計 60』、安城市、2023年、34頁

[meitetsu20080425-2] “西尾線新駅の駅名と、碧海桜井駅及び碧海堀内駅の駅名変更について”. 名古屋鉄道 (2008年4月25日). 2008年4月29日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年6月10日閲覧。

[Databook-3] 寺田裕一『改訂新版データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4777013364。

[4] 生田誠『名鉄の支線、廃線』上巻、アルファベータブックス、2020年、23頁。 ISBN 978-4865988611。

[路線別時刻表-5] “路線別時刻表｜電車のご利用案内｜名古屋鉄道”. 2025年1月14日閲覧。

[方面-6] “堀内公園(GN04)(ほりうちこうえん) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。

[7] 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月臨時増刊号「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道配線略図」

[Meitetsu2014_p160-8] 名鉄120年史編纂委員会事務局（編）『名鉄120年：近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。

[9] 名古屋鉄道広報宣伝部（編）『名古屋鉄道百年史』名古屋鉄道、1994年、651-653頁。

[10] 『愛知県統計書. 昭和24年』、（国立国会図書館デジタルコレクション）

[11] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和27年刊行』、愛知県、1952年、329頁

[12] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和28年刊行』、愛知県、1953年、313頁

[13] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和29年刊行』、愛知県、1954年、332頁

[14] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和30年刊行』、愛知県、1955年、308頁

[15] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和31年刊行』、愛知県、1956年、306頁

[16] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和32年刊行』、愛知県、1957年、322頁

[17] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和33年刊行』、愛知県、1958年、338頁

[18] 愛知県（編）『愛知県統計年鑑昭和34年刊行』、愛知県、1959年、382頁

[安城7-19] 安城市市長公室企画課（編）『安城の統計 7』、安城市、1970年、18頁

[安城17-20] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 安城市市長公室企画課（編）『安城の統計 17』、安城市、1980年、24頁

[安城27-21] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 安城市市長公室企画課（編）『安城の統計 27』、安城市、1990年、33頁

[安城38-22] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j ^k 安城市企画部企画政策課（編）『安城の統計 38』、安城市、2001年、33頁

[安城46-23] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h 安城市企画部経営管理課（編）『安城の統計 46』、安城市、2009年、33頁

[安城56-24] ^ ^a ^b ^c ^d ^e ^f ^g ^h ⁱ ^j 安城市企画部経営管理課（編）『安城の統計 56』、安城市、2019年、34頁

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