南桜井駅_(愛知県)とは? わかりやすく解説

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南桜井駅 (愛知県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/03/23 14:37 UTC 版)

南桜井駅
駅舎(2020年4月)
みなみさくらい
MINAMI SAKURAI
GN05 桜井[1] (1.6 km)
(2.1 km) 米津[1] GN07
所在地 愛知県安城市小川町水遣23
駅番号 GN  06 
所属事業者 名古屋鉄道[1]
所属路線 西尾線[1]
キロ程 9.5 km(新安城起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面2線
乗降人員
-統計年次-
4,274人/日
-2022年[2]-
開業年月日 2008年平成20年)6月29日[1]
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南桜井駅(みなみさくらいえき)は、愛知県安城市小川町水遣にある名鉄西尾線である。駅番号はGN06

歴史

2008年平成20年)6月29日に開業した[1]、名鉄の既存路線に新駅が開業するのは空港線りんくう常滑駅以来3年ぶりであった[注釈 1]。開業より2024年(令和6年)3月16日河和線加木屋中ノ池駅が開業する迄は名鉄で1番新しい駅であった。

年表

駅構造

6両編成対応の相対式2面2線ホーム(125m)を有する地上駅[4]。開業当初より無人駅で、駅集中管理システム西尾駅管理)を導入している。manacaが利用可能。改札は上下線別々にあり、改札内に跨線橋や構内踏切はない。停車する列車は全て4両以下のため、ホームの一部には列車が全く停車しない。

桜井駅から当駅までは複線で、桜井駅周辺は高架化されている。当駅東側(西尾方面)にはロータリーが整備されている。

安城市の2019年令和元年)度交通結節点整備促進事業により改札機の増設やホーム屋根の延長が実施された[5]

のりば

番線 路線 方向 行先
1 GN 西尾線 下り[6] 新安城金山名鉄名古屋方面[7]
2 上り[6] 西尾吉良吉田方面[7]

配線図

桜井駅 - 南桜井駅 構内配線略図

新安城・
名古屋方面

西尾・
吉良吉田方面
凡例
出典:[8][4]


運賃特例の扱い

西ノ口駅常滑線)と上飯田駅小牧線)へは現在の位置での運賃計算キロが適用されるので、他の名鉄線の駅からと比べて運賃計算キロが長い。他の駅は距離の短い、以前の位置で計算のため。この特例は2024年3月15日に廃止された。

利用状況

  • 『名鉄120年:近20年のあゆみ』によると2013年度当時の1日平均乗降人員は2,919人であり、この値は名鉄全駅(275駅)中146位、 西尾線・蒲郡線(23駅)中6位であった[9]

『安城の統計』各号によると、年間および一日平均の乗降人員の推移は以下の通りである。

乗降人員の推移
年間
乗降人員
一日平均
乗降人員
備考
総数 定期 総数 定期
2008(平成20)年次 391,163 299,400 1,330 [10]
2009(平成21)年次 628,530 505,800 1,742 1,405 [11]
2010(平成22)年次 694,934 551,940 1,926 1,533 [11]
2011(平成23)年次 829,883 663,000 2,298 1,842 [11]
2012(平成24)年次 957,509 775,140 2,654 2,153 [11]
2013(平成25)年次 1,053,999 852,000 2,919 2,367 [11]
2014(平成26)年次 1,202,825 970,560 3,332 2,696 [11]
2015(平成27)年次 1,535,128 1,230,540 4,250 3,418 [11]
2016(平成28)年次 1,787,363 1,415,760 4,950 3,933 [11]
2017(平成29)年次 2,034,448 1,625,340 5,635 4,515 [11]
2018(平成30)年次 2,359,506 1,875,480 6,536 5,210 [11]
2019(令和元)年次 2,307,849 1,874,400 6,391 5,207 [2]
2020(令和02)年次 1,666,425 1,374,960 4,613 3,819 [2]
2021(令和03)年次 1,545,328 1,181,820 4,278 3,283 [2]
2022(令和04)年次 1,542,873 1,202,940 4,274 3,342 [2]

駅周辺

周辺は水田が広がっており住宅や商店は少なく、利用者の大半は後述する工場への通勤客である。安城市に位置するが、西尾市との境界にも近い。

主な施設

バス路線

隣の駅

名古屋鉄道
GN 西尾線
特急
通過
急行・■普通
桜井駅 (GN05) - 南桜井駅 (GN06) - 米津駅 (GN07)

脚注

注釈

  1. ^ 空港線は2004年(平成16年)に空港関係者限定で暫定開業しているがりんくう常滑駅は通過していた。そのため開業日は空港線が一般開業した2005年(平成17年)と同時となっており、手続き上は途中駅新設という形式になっている。これを除くと となる。

出典

  1. ^ a b c d e f g “名鉄西尾線に南桜井駅開業”. 中日新聞 (中日新聞社). (2008年6月30日)
  2. ^ a b c d e 安城市企画部経営管理課(編) 『安城の統計 60』、安城市、2023年、34頁
  3. ^ 寺田裕一『改訂新版 データブック日本の私鉄』ネコ・パブリッシング、2013年、255頁。ISBN 978-4777013364 
  4. ^ a b 小笠原英喜「最近の鉄道施設改良工事の現状」『鉄道ピクトリアル』第816巻、電気車研究会、2009年3月、111頁。 
  5. ^ 広報あんじょう2019年(平成31年)4月1日号、安城市
  6. ^ a b 路線別時刻表|電車のご利用案内|名古屋鉄道”. 2025年1月14日閲覧。
  7. ^ a b 南桜井(GN06)(みなみさくらい) 路線一覧”. 名古屋鉄道. 2021年10月3日閲覧。
  8. ^ 電気車研究会、『鉄道ピクトリアル』通巻第816号 2009年3月 臨時増刊号 「特集 - 名古屋鉄道」、巻末折込「名古屋鉄道 配線略図」
  9. ^ 名鉄120年史編纂委員会事務局(編)『名鉄120年:近20年のあゆみ』名古屋鉄道、2014年、160-162頁。 
  10. ^ 安城市企画部経営管理課(編) 『安城の統計 47』、安城市、2010年、33頁
  11. ^ a b c d e f g h i j 安城市企画部経営管理課(編)『安城の統計 56』、安城市、2019年、34頁

関連項目

外部リンク




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