研究(近代以前)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/09/23 02:30 UTC 版)
『春秋左伝正義』 唐の太宗の詔勅によって孔穎達らが編纂した『五経正義』の一つ。杜預注を原注とし、杜預注を固守しながらその敷衍に務めて解釈を施している。この書はもともと隋の劉炫の『春秋述議』に依拠して作られたものではあるが、こちらには服虔注に基づいて杜預注を補正する箇所なども見受けられる。 『左伝附注』 明の陸粲の撰で、杜預注の補正を試みている。 『左伝杜解補正』 清の顧炎武の撰で、杜預注の補正を試みている。 『左伝旧注疏証』 清の劉文淇とその子孫の撰で、清朝諸学者の注釈から優れたものを選んだ注釈。 『春秋左氏伝校本』 江戸時代の学者である秦鼎の著。杜預注と『経典釈文』を附した上で、標注として先人の優れた解釈を掲げている。のち、豊島毅による増訂本が出され、こちらには『公羊』『穀梁』の伝も合わせて掲示されている。 『左氏輯釈』 江戸時代から明治時代の学者である安井息軒の著。杜預注を原注として掲げた上で、漢唐から清儒に至るまでの諸説を集め、更に独自の見解によって杜預注を補正する部分が多い。 『左氏会箋』 明治時代の学者である竹添進一郎の著。先儒の解釈をくまなく収集し。杜預注を補正する箇所が多い。『左伝』注解の集大成と称するに足るものである。書陵部所蔵の旧抄本巻子本を底本としている。
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