砂漠の花とは? わかりやすく解説

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さばくのはな【砂漠の花】

読み方:さばくのはな

平林たい子による自伝的長編小説昭和32年(1957)刊行


砂漠の花

作者村山早紀

収載図書ささやかな魔法物語カフェ・かもめ亭
出版社ポプラ社
刊行年月2001.12
シリーズ名ポプラ木かげ


砂漠のバラ

(砂漠の花 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/05/11 22:55 UTC 版)

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石膏(硫酸カルシウム)でできた砂漠の薔薇(チュニジア南部から)。
重晶石(硫酸バリウム)でできた砂漠の薔薇。
いくつかの塊が繋がった様子。

砂漠の薔薇(さばくのバラ、Desert Rose または Sand Rose)とは、ある種の化合物が自然現象でバラのような形状の結晶に成長したである。

詳細

成分

砂漠のバラには、透明石膏(硫酸カルシウム、CaSO₄)でできたものと、重晶石硫酸バリウム、BaSO₄)でできたものがある。これらの鉱物は本来透明で滑らかなのだが、表面にが付着している(結晶と一体化している)ため、砂漠のバラは茶色くザラザラした石であることも多い。

また、赤鉄鉱の中にもバラの花状の結晶を作るものがあり、これは砂漠ではなくアルプス山脈などで産出される。

発生の謎

メキシコサハラ砂漠で採取された物が多く出回っている。原産地には、人より大きい巨大な岩石のような物もある。砂漠のバラは、水に溶けたミネラルが結晶に成長するものなので、砂漠といえども水がない(またはなかった)地域からは出てこない。そのため、「採取された場所に、かつて水が存在した証拠」としても扱われることが有る。

一説に、「かつてオアシスの在った場所で、水が干上がることによって水に含まれた化学物質などが結晶化し、形成される」とも言われる。

用途

観賞用

特異な形状で知名度も高いことから、標本や置物としての人気は高い。鉱物標本などを扱う店では、サハラ砂漠北部(モロッコチュニジア)、メキシコ、オーストラリア産などが小さいもので千円前後、少し大きさのあるものでも数千円から売られている。

参考文献

関連項目

外部リンク



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