石油化学系基礎製品製造業(一貫して生産される誘導品を含む)
分類 | 日本標準産業分類(平成19年[2007年]11月改定) > 製造業 > 化学工業 > 有機化学工業製品製造業 > 石油化学系基礎製品製造業(一貫して生産される誘導品を含む) |
説明 | 主として石油又は石油副生ガス中に含まれる炭化水素の分解,分離又はその他の化学的処理により石油化学基礎製品(エチレン,プロピレン及びその連産品)を製造する事業所並びに同一事業所で石油化学基礎製品から一貫して脂肪族系中間物,環式中間物,プラスチック原料,合成繊維原料,プラスチック,合成ゴムなどの誘導品を製造する事業所をいう。 分解ガソリン,改質ガソリンから抽出によってベンゼン(ベンゾール),トルエン(トルオール),キシレン(キシロール)を製造する事業所,石油からノルマルパラフィンを製造する事業所,石油の直接酸化によって酢酸などの脂肪族有機酸を製造する事業所並びに石油の分解によってアセチレン及びエチレンを製造する事業所も本分類に含まれる。 主として石油又は石油副生ガスを原料としてアンモニアを製造する事業所は小分類161[1611]に,主として石油又は石油副生ガスを原料としてメタノール,ホルマリンを製造する事業所は細分類1639に分類される。 主として石油化学基礎製品を他から受け入れて脂肪族系中間物を製造する事業所は細分類1632に,環式中間物を製造する事業所は細分類1634に,プラスチックを製造する事業所は細分類1635に,合成ゴムを製造する事業所は細分類1636に分類される。 また,主として天然ガス,石炭を原料としてメタノール,ホルマリン,塩化メチル,塩化メチレン,四塩化炭素などを製造する事業所は細分類1639に分類される。 |
事例 | ナフサ分解によるエチレン・プロピレン及び連産品(ブタン,ブチレン,分解ガソリンなど)製造業及びこれら石油化学基礎製品からの一貫生産による誘導品製造業;石油を原料とするベンゼン(ベンゾール)・トルエン(トルオール)・キシレン(キシロール)等製造業;ナフサ直接酸化方式による酢酸製造業;ナフサ分解によるアセチレン・エチレン製造業及びこれら石油化学基礎製品からの一貫生産による誘導品製造業;原油分解によるアセチレン・エチレン及び連産品(タール,ピッチなど)製造業及びこれら石油化学基礎製品からの一貫生産による誘導品製造業 |
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