矢板工法とは? わかりやすく解説

矢板工法

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/05 07:37 UTC 版)

「トンネル」記事における「矢板工法」の解説

掘削した壁面矢板(やいた)という木板(主に使用され松矢板(まつやいた)」と呼ばれた)や鉄板(「鋼矢板こうやいた)」と呼ばれる)をあてがい支保工という支柱支えその内側をコンクリートなどで固める「巻き立て」によって仕上げる。日本では1980年代東北新幹線上越新幹線建設までこの方法が取られていた。 しかしながら事前調査の不足も重なり、特に蔵王トンネルでは工期3年延びたほか、中山トンネルでは出水連続から多数迂回建設300基を越え直上ボーリング実施が必要となり、総工費膨れ上がり開業後の速度制限をももたらした今後新幹線高速道路にますます必要となる長大トンネルには技術的に足があるのは明らかであった。これらが転機となってその後中山トンネル一部試行されNATM主流工法となり、それまで経験工学からの転換という意味合い含め今まで工法として在来工法とも呼ばれる

※この「矢板工法」の解説は、「トンネル」の解説の一部です。
「矢板工法」を含む「トンネル」の記事については、「トンネル」の概要を参照ください。

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