矢作水力岩村区域
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 16:03 UTC 版)
詳細は「矢作水力#供給事業の展開」を参照 1906年に恵那郡大井町・岩村町(ともに現・恵那市)間に電気鉄道を完成させた岩村電気軌道は、翌1907年(明治40年)より沿線町村を中心として電気供給事業も開業した。その後1920年に岩村電気軌道は矢作水力に合併される。矢作水力では建設中の矢作川水系発電所の地元でも供給を開始しており、岩村電気軌道継承分とをあわせ岩村地区では恵那郡大井町・長島町(大字中野・正家)・坂本村(大字茄子川)・本郷村・岩村町・上村・下原田村および愛知県北設楽郡稲橋村・武節村(1940年合併し稲武町)の9町村が供給区域となっている。 中部合同電気に対する岩村営業所管内の電気供給事業譲渡は1937年10月26日の株主総会にて決議された。岩村区域の譲渡後、矢作水力の供給区域は岐阜県内からなくなっている。なお矢作水力の発電所は中部合同電気に対する譲渡対象とはなっていない。
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