真俗二諦とは? わかりやすく解説

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しんぞく‐にたい【真俗二諦】

読み方:しんぞくにたい

仏語真諦俗諦浄土真宗では、仏法真諦王法俗諦として相依(そうえ)相資の関係にあるとする。


しんぞくにたい 【真俗二諦】

仏教用語。諦は不変真理のこと。真諦勝義諦第一義諦ともいい、最高究極真理をいう。俗諦世諦世俗諦ともいい、世間的世俗的真理をいう。中国三論宗では空(否定)の立場真諦、有(肯定)の立場俗諦とし、真俗二諦(空有)を超えたそれ以前立場教える。日本では最澄が、仏法真諦王法俗諦とし、浄土真宗はこれを受けて極楽往生教え真諦とし、国法守り人道を歩むのを俗諦とし、両者は相依り相助けべきものとする。(真を出家、俗を在家とすることもあり、出家在家目的一つということ真俗一貫という。真は本質で俗は現象との見方もあり、両者は一体だとして真俗不二ともいう)



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