相続税の計算
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/13 22:21 UTC 版)
一般的な相続税の計算は下記の通りである。なお、相続税の基礎控除と税率は、2015年1月以後の相続分より改正になった。 相続税の課税価格の計算 遺産の総額 - 非課税財産 + 相続時精算課税適用財産 - 債務及び葬式費用 + 相続開始前3年以内の暦年贈与財産 = 相続税の課税価格 各人の相続税額の計算 相続税の課税価格の合計 - 相続税の基礎控除(3,000万円 + 600万円 × 法定相続人の数)= 相続税の課税遺産総額 各人ごとの(課税遺産総額 × 法定相続分 × 税率)の総額 × 遺産の分割比率 - 税額控除等 = 各人の相続税額 相続税の税額速算表課税価格税率控除額1,000万円以下部分 10% - 3,000万円以下 15% 50万円 5,000万円以下 20% 200万円 1億円以下 30% 700万円 2億円以下 40% 1,700万円 3億円以下 45% 2,700万円 6億円以下 50% 4,200万円 6億円超 55% 7,200万円 各種控除・調整 小規模宅地等の評価減特定居住用宅地等の特例(配偶者、同居親族、持ち家のない親族など) 特定事業用宅地等の特例 特定同族会社事業用宅地等の特例 貸付事業用宅地等の特例 債務控除債務(借入金、公租公課など) 葬式費用(仮葬式と本葬式代、お通夜代、読経料など) 税額控除等相続税額の2割加算 暦年課税分の贈与税額控除 配偶者の税額軽減 未成年者控除 障害者控除 相次相続控除 外国税額控除 相続時精算課税分の贈与税額控除 医療法人持分税額控除額
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