相横歩取り戦法
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/17 05:05 UTC 版)
▲3四飛に対して△8八角成▲同銀△7六飛と、後手から角交換して先手の横歩を取る戦法。▲7七銀△7四飛▲同飛といった進行など、飛車角の総交換になるような激しい変化になりやすい選択肢であり、一気に終盤まで進む可能性がある。トップ棋士同士の対局でも、過去にわずか40数手で決着がつくこともあった(例えば、1997年の島朗 - 村山聖戦では、47手で島の勝利)。プロの間でほとんど採用されない戦法だったが、2004年より三浦弘行がA級順位戦などの重要な対局で積極的に採用し勝利を収めており、2005年の名人戦第5戦(羽生善治対森内俊之)でも森内が採用した。 (詳細は相横歩取り戦法を参照)
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