目蒲電鉄初のバス事業
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/10 08:01 UTC 版)
「東急バス荏原営業所」の記事における「目蒲電鉄初のバス事業」の解説
現在の東急バスになってからまとめられた社史『東急バス10年の歩み』によると、開設日は1948年(昭和23年)6月1日となっているが、戦前にも同名の営業所があり、その歴史は昭和初期まで遡る。 目黒蒲田電鉄は1927年(昭和2年)7月、大井町線を開業させた。そこで、大井町線に並行する道路にバス路線を設け、鉄道の営業を防衛するという意味を込め、目蒲電鉄は自社での乗合自動車事業に参入することになる。こうして1929年6月、目蒲電鉄は東京府荏原町の現在地至近に車庫を確保し、バス大井町線の運行を始めた(後述)。 詳細は「東急大井町線#年表」および「東急バス#目黒蒲田電鉄のバス事業」を参照 翌1930年(昭和5年)には、荏原町車庫を核に馬込を経由して池上方面へ向かう路線が開通。荏原町線の基礎となる。また、荏原町車庫より西にも路線があり、大岡山駅や洗足駅、目蒲電鉄の前身の田園都市会社が手掛けた洗足田園都市にも乗り入れていた。 「田園都市 (企業)#沿革」および「洗足田園都市#田園都市株式会社の洗足田園都市への本社移転」も参照
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