発覚・発覚後の捜査
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/31 12:35 UTC 版)
「新安塩田奴隷労働事件」の記事における「発覚・発覚後の捜査」の解説
2014年2月6日、こうした奴隷労働の実態が、被害者の1人が理髪店を通じて実家に送った手紙で発覚した。 また、これに先立って1月に2名の知的障害者が保護されていた。 韓国警察庁は2014年2月17日、塩田業者と木浦警察署新衣派出所との癒着疑惑についても捜査すると発表した。 全南地方警察庁が塩田労働の実態調査に入ったのは2月18日で、発覚した2月6日から2週間の期間があったため、ジャーナリストの室谷克実は「奴隷を隠す時間を与えたような話ではないか」と批判した。 警察の捜査で、未払い賃金の総額は12億ウォン(約1億1160万円)に達したことも発覚した。 塩田経営者の中には知的障害者に対して「警察がお前らを収容所送りにしようとしている。捕まりたくなかったら、山のなかに隠れていろ」と指示し隠蔽工作を行うものもいた。
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