発刊と結果
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/28 01:26 UTC 版)
「御乱心 落語協会分裂と、円生とその弟子たち」の記事における「発刊と結果」の解説
1986年(昭和61年)の発刊当時、この本は世間を賑わせたものの圓楽側は反論や名誉毀損など訴訟などの行動を一切行わなかった。 発刊以降、三遊亭圓丈に対して『笑点』への出演依頼が無くなり、圓楽が勇退→鬼籍に入った現在まで一度も出演することなく圓丈も2021年に他界した。また、圓丈一門の出演に対しても圧力がかかったとされている。その後、弟子である三遊亭新潟(現:三遊亭白鳥)・三遊亭わん丈は同番組の若手大喜利への出演経験がある。 圓丈と圓楽が最後に顔を合わせたのは2007年(平成19年)に行われた圓楽の旭日小綬章受賞パーティーであり、圓丈は圓楽側が和解をしたいために招待状を送ったのではないかと思い出席した。しかし会場で握手の席に並び顔を合わせた瞬間、圓楽は顔を豹変させて「てめえ、何しに来やがった?」と睨み付けるような顔つきになり、圓丈も「あんたが招待状をよこしたからだ!」という思いで睨み返した。このやり取りから、圓楽は圓丈に対する恨みが非常に強かったのだろうと語っている。
※この「発刊と結果」の解説は、「御乱心 落語協会分裂と、円生とその弟子たち」の解説の一部です。
「発刊と結果」を含む「御乱心 落語協会分裂と、円生とその弟子たち」の記事については、「御乱心 落語協会分裂と、円生とその弟子たち」の概要を参照ください。
- 発刊と結果のページへのリンク