産地および名称
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/07/13 20:24 UTC 版)
県別の生産高では茨城県(ひたちなか市、東海村)が全国第1位となっているほか、冬のからっ風が強い群馬県、明治時代に産業化が始められた静岡県、長崎県などで生産が多い。最近では茨城県の業者による技術指導の下、中国産も出回っているが、国産に比べ甘味や食感に差異がある。 三重県のきんこについては、誰が開発したのか伝わっておらず、開発された時期や場所も不明である。高知県や愛媛県のひがしやまも、開発者の氏名や開発時期、開発場所は不明であり、その名称の由来すら伝わっていない。 統計用語としては、農林水産省の生産農業所得統計では「かんしょ切干」、日本への輸入品について記載した日本貿易月報では「調整したかんしょ」、静岡市中央卸売市場の統計書では「 かんそういも」と記載されている。日本貿易月報の資料の説明によれば「調整したかんしょ」とは、“いわゆる干しいも(蒸し切り干し・乾燥いも)で、一般的に冷凍して輸入される。”とある。
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