環野の春12号【タマキノノハル12ゴウ】(草花類)
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登録番号 | 第13665号 |
登録年月日 | 2006年 2月 27日 | |
農林水産植物の種類 | シネラリア | |
登録品種の名称及びその読み | 環野の春12号 よみ:タマキノノハル12ゴウ |
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品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 松永一 | |
品種登録者の住所 | 宮崎県小林市大字南西方8736番地 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 松永一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、ステラタ系に「ナナ コンパクト」を交配して育成されたものであり、 花は鮮青紫色、覆輪の大きさは中で中輪となる鉢物向きの品種である。草姿はⅡ型、草丈はかなり高である。茎の太さは中、一次分枝の出方はⅡ型、分枝数 は多、節間長は長である。葉型はⅠ型、欠こくの深さは深、鋸歯は尖、葉の先端の形は 鋭、葉縁の波打ちは中、葉身長は短、葉身幅は中、葉柄の太さは細、長さは長、翼の有 無は無、葉色(葉表)はやや濃である。花房の形は平型、直径はやや大、高さは極高、 花形は平開咲、花径及び花芯部の大きさは中、花弁の色は鮮青紫(JHS カラーチャート 8005)、蛇の目、覆輪の有無は有、大きさは中、花芯の色は濃青紫(同8006)、花弁長 は長、花弁幅は中、花弁の形はⅡ型、そりはⅡ型、先端の欠刻の有無は有、先端の形は 尖、舌状花数は中、筒状花数は少、八重咲性は無、がくの形(外側へのそり)は無、切 れ込みの深さは長、色は濃、アントシアンの発色の有無は無、一花房花数は少、花の香 りは有である。開花期は早である。「サンセネブバ」と比較して、葉の欠こくの深さが深いこと、葉柄の翼が無いこと等 で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成6年から8年にかけて育成者の温室(宮崎県小林市)において、ス テラタ系に「ナナ コンパクト」を交配し、その実生の中から選抜し、以後、増殖を行 いながら特性の調査を継続し、11年に特性が安定していることを確認して育成を完了し たものである。 |
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