現代医学・科学
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/04 01:44 UTC 版)
現代医療は「症状を緩和するが、治癒はさせない」と考えている。完全に否定している訳ではないと述べており、以前は「ホメオパシーを否定する医師や権威に対し、ホメオパシーの正しさを証明しよう」と躍起になり、息子の骨折の際も「医師に頼らなくても自分でできるしやらなくては」と自己流の添え木とレメディーで治療しようとしてうまくいかず、最終的に医師に頼ったことから、現代医療も必要だと認められるようになったという。 由井寅子は、ホメオパシーを否定する人々には、常識とかけ離れたホメオパシーの理論に対し、自分の価値観を守ろうと恐怖感から拒絶反応を示す人が多いと述べている。ホメオパシーは科学を超えたメタサイエンスであり、感覚的に確実に存在すると思えるものを「目に見えない、観測(検出)できないという理由だけで、存在しないものとしている」ことに科学の壁があり、「目に見えないもの(命、愛、意識、思考、感情など)の中にこそ、大事な真実が隠されており、それを科学が扱わないのであれば、その科学はいつまでも不完全なままであろうし、人類を真に幸福へとは導かないと考えます」と述べている。 現代日本は薬大国であると考えており、多くの難病が薬に起因する医原病であると見做している。病状を抑圧するとしてステロイド系抗炎症薬を否定している。ステロイドを使った期間が長く、量が多いほど、好転反応も長く続く傾向にあると述べている。
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