現代におけるすねこすり
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/06/27 07:29 UTC 版)
「すねこすり」の記事における「現代におけるすねこすり」の解説
漫画家の水木しげるは、「犬の姿形」という点から犬の根付をデザインに用いて描き起こしており、そのデザインによるすねこすりを自身の手による各種の妖怪図鑑や漫画作品(『妖怪博士の朝食』、『水木版妖怪大戦争』など)にたびたび登場させている。また、アニメの『ゲゲゲの鬼太郎』にもすねこすりはしばしば登場している。 映画『妖怪大戦争』(2005年版)では、黄色と白の毛の塊で可愛らしい目をしたすねこすりが多数登場しており同作品のマスコットキャラクターとして扱われている。 平成以降、「実際にすねこすりを見た」とされる目撃談の中では、「猫のようだった」と語られることが多い。『妖怪大戦争』(2005年版)でもすねこすりは登場人物から「猫?(だろうか)」とも言われている。妖怪研究家・山口敏太郎はそのような目撃談を示した上で、これを水木しげるのデザインを「猫」であると見た読者たちが影響を強く受けたことによる思い込みから発生している情報であろうと考察している。
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