熊研い548【クマケンイゴヨンハチ】(野菜)
![]() |
登録番号 | 第13882号 |
登録年月日 | 2006年 3月 9日 | |
農林水産植物の種類 | いちご | |
登録品種の名称及びその読み | 熊研い548 よみ:クマケンイゴヨンハチ |
|
品種登録の有効期限 | 25 年 | |
育成者権の消滅日 | ||
品種登録者の名称 | 熊本県 | |
品種登録者の住所 | 熊本県熊本市水前寺6丁目18番1号 | |
登録品種の育成をした者の氏名 | 石田豊明、田尻一裕、西本太、三原順一 | |
登録品種の植物体の特性の概要 | ||
この品種は、(「さちのか」×「栃の峰」)の選抜系統に(「久留米54号」×「栃の峰」)の選抜系統を交配して育成されたものであり、果実は円錐形で大きく、果皮の色が鮮紅の促成栽培に向く品種である。草姿は立性、草勢は強である。葉色は緑、葉の横断面の形状は軽く上に湾曲、光沢は中、頂小葉の縦横比は縦長、基部の形は鈍角、鋸歯の形は中間、葉柄の長さはやや長、ランナーの数は多である。花の大きさはやや大、花冠に対するがく片の大きさは小、花房当たりの花数は少、花柄長は長である。果実の縦横比は同等、大きさは大、果形は円錐、果皮の色は鮮紅、果実の光沢は強、そう果の落ち込みは落ち込み小、がく片の着き方は離、果径に対するがく片の大きさは中、果実の硬さはやや硬、果肉色及び果芯の色は白、果実の空洞は小である。開花始期はやや早、成熟期は早、季性は一季成りである。「とよのか」及び「さちのか」と比較して、葉色が緑であること、花柄長が長いこと等で区別性が認められる。 | ||
登録品種の育成の経過の概要 | ||
この品種は、平成12年に熊本県農業研究センター農産園芸研究所(菊池郡合志町)において、(「さちのか」×「栃の峰」)の選抜系統に(「久留米54号」×「栃の峰」)の選抜系統を交配し、その実生の中から選抜、以後、増殖を行いながら特性の調査を継続し、14年にその特性が安定していることを確認して育成を完了したものである。 |
- 熊研い548のページへのリンク