点字の普及啓発
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2009年(平成21年)12月1日から12月10日にかけて、伊賀市の「銀座の館」ギャラリーを会場に「点字の世界展」を開催した。同展ではルイ・ブライユや石川倉次のパネル展示、点訳された国語辞典・点字新聞「点字毎日」・視覚障碍者向けの点字付き地球儀・点訳器の実物展示など10種50点を一般向けに展示・公開した。会期中の日曜日である12月6日には「一日点字教室」も開講した。この教室では点字の仕組みをレクチャーした後、講師が1対1で参加者各人の名前を点字で栞に打つ体験を行った。点字教室は小中学生を主な対象と想定していたが、大人の単独参加や点訳ボランティア希望者が現れるなど想定外の成果を上げた。 2017年(平成29年)には「日常生活用具展示体験会」と称した視覚障碍者が生活に使う用具の展示会の開催、名刺に点字を入れるサービスを提供した。また主に小学校を対象に、点字教室への講師派遣や点字器の貸し出し、図書館見学の受け入れを行っている。
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