漁業組合の歴史
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/11 02:13 UTC 版)
日本では伝統的に網元と網子(漁民)の関係があったが、国として漁業組合という言葉が1886年の「漁業組合準則」によって各地に漁業権を管理する組織として発足した。これらの組織はその後加工事業なども行なうようになり、昭和初期の世界恐慌の時期には「漁業協同組合」と名称を変えて、互助団体としての機能も付加された。太平洋戦争時期、1943年3月公布の「水産団体法」で各地の組合は「漁業会」となり、道府県の「水産業会」に、全国的には「中央水産業会」に統合されて、全国の漁業界は国家統制下に置かれた。 戦後の1948年には水産業協同組合法が公布されて、日本の漁業協同組合は大きく変わった。
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