混信問題
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/29 06:04 UTC 版)
開局当時エフエムしみずが76.3MHzにて旧・清水市(現・清水区)地域にて放送していたが、約2年後にシティエフエム静岡が76.5MHzで旧・静岡市(現・葵区、駿河区)地域にて放送を開始したため、お互いの周波数が非常に近く(200kHzの差)、FM放送はもともと周波数変調(日本国内の規定では最大±75kHz)であるために、当時の静岡市と清水市の境界付近を中心に混信問題が発生していた。 エフエムしみずの方が先に開局していたため、旧・静岡市(現・葵区、駿河区)地域でエフエムしみずを聴取していた人もいたが、シティエフエム静岡が出来てからは、ほとんどのエリアで聴取できなくなってしまった。 お互いの放送局でも混信情報を共有しており、混信地域では聴取するためのアドバイス(アンテナの方向調整など)をしていた。 シティエフエム静岡が出力増幅の機会にあわせて76.9MHzへ周波数変更を行いそれ以降は混信問題も解決した。 混信問題が解消したため、20Wへの増力の認可が下り、エフエムしみずも2001年6月30日から20Wでの放送を開始した。
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