淡路広田駅
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淡路広田駅 | |
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あわじひろた AWAJI-HIROTA |
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所在地 | 兵庫県三原郡緑町広田広田 |
所属事業者 | 淡路交通 |
所属路線 | 鉄道線 |
キロ程 | 7.1 km(洲本起点) |
電報略号 | ヒロ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 2面2線 |
開業年月日 | 1922年(大正11年)11月26日 |
廃止年月日 | 1966年(昭和41年)10月1日 |
淡路広田駅(あわじひろたえき)は、かつて兵庫県三原郡緑町(現・南あわじ市)広田広田に存在した、淡路交通鉄道線の駅(廃駅)である。
緑町の代表駅であった。
歴史
- 1922年(大正11年)11月26日:淡路鉄道の開通に伴い、広田駅として開業[1]。当初は信号機が設置されていた[2]。
- 1929年(昭和4年)
- 1934年(昭和9年)5月7日:便所・物置を新設、遠方信号機の使用停止[2]。
- 1936年(昭和11年)3月31日:側線転轍器を梃子集中装置へ変更[2]。
- 1937年(昭和12年)
- 1939年(昭和14年)3月31日:井戸を新設、建物増設[2]。
- 1943年(昭和18年)7月:社名改称に伴い淡路交通鉄道線の駅となる。
- 1954年(昭和29年)5月:発条転轍器を設置[2]。
- 1966年(昭和41年)10月1日:鉄道線の廃線に伴い廃止[3]。
駅構造
相対式ホーム2面2線の地上駅。上り方面ホーム側に駅舎があり、下り方面ホームにも待合室が設置されていた。
朝夕に行き違いが行われていたほか、朝には当駅始発の列車が存在した[2]。
駅周辺
当駅の南東方から初尾川を挟んだ対岸に、緑町の中心市街地が広がっていた。
- 国道28号
- 兵庫県道125号洲本松帆線
- 平成淡路看護専門学校
- 淡路学園 - 児童養護施設
- 緑町役場→南あわじ市役所緑庁舎 - 現存せず
- 初尾川
- 広田梅林ふれあい公園
- 南あわじ市・洲本市組合立広田中学校
- 南あわじ市・洲本市組合立広田小学校
駅跡
跡地は県道となっており、駅の存在を示すものは残っていない。
隣の駅
脚注
参考文献
- 寺田裕一『淡路交通』 下、カルチュア・エンタテインメント〈RM LIBRARY〉、2022年11月1日、5頁。
関連項目
- 淡路広田駅のページへのリンク