自凝島駅
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自凝島駅 | |
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おのころじま ONOKOROJIMA |
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所在地 | 兵庫県三原郡三原町榎列大榎列 |
所属事業者 | 淡路交通 |
所属路線 | 鉄道線 |
キロ程 | 14.3 km(洲本起点) |
電報略号 | オノ |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 1面1線 |
開業年月日 | 1924年(大正13年)5月8日 |
廃止年月日 | 1966年(昭和41年)10月1日 |
自凝島駅(おのころじまえき)は、かつて兵庫県三原郡三原町(現・南あわじ市)榎列大榎列に存在した、淡路交通鉄道線の駅(廃駅)である。
歴史
市村駅が終点となっていた淡路鉄道時代に新設開業した駅である[1]。当初は旅客および手荷物のみ取扱可能であったが、1926年(大正15年)に砂利取得線が駅周辺に敷設され、三原川での砂利採取が行われていた。1935年(昭和10年)には砂利取得線が下流側に移設されている[1]。
- 1924年(大正13年)5月8日:開業[1]。
- 1929年(昭和4年)9月27日:待合室を設置[1]。
- 1943年(昭和18年)7月:社名改称に伴い淡路交通鉄道線の駅となる。
- 1966年(昭和41年)10月1日:鉄道線の廃線に伴い廃止[2]。
駅構造
単式ホーム1面1線の地上駅で、洲本方から見て右側にホームと待合室が設置されていた。
最晩年は乗車券類の販売が近隣の商店に受託されていた[1]。
駅周辺
- 兵庫県道66号大谷鮎原神代線
- 自凝島神社
- 南あわじ市立榎列小学校
- あわじ島農業協同組合(JAあわじ島)榎列支所
- 忠魂碑
- 三原川
駅跡
駅跡地は榎列小学校の用地となっている。
掃守 - 当駅間に存在した2つの橋梁のうち、成相川橋梁は掃守寄りの橋台が残存しているが、三原川橋梁は痕跡をとどめていない[3]。
隣の駅
脚注
参考文献
- 寺田裕一『淡路交通』 下、カルチュア・エンタテインメント〈RM LIBRARY〉、2022年11月1日、5頁。
関連項目
- 自凝島駅のページへのリンク