消防の対応
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/23 14:57 UTC 版)
「ホテルニュージャパン火災」の記事における「消防の対応」の解説
東京消防庁は、3時39分入電の「タクシー運転手からの119番通報第一報」を受け、消防車など21台、救急車1台を出場させたが、「上階が激しく延焼し、要救助者が多数発生している」という状況報告を受け部隊を増強し、午前4時2分に最高ランクの出場態勢である「火災第4出場」、さらに基本運用規程外の応援部隊を出場させる「増強特命出場」と、多数の負傷者に対応するための「救急特別第2出場」をあわせて発令した。消防ポンプ車48台、はしご車12台、救助車8台、救急車22台、消防ヘリコプター2機を始めとする消防隊等123隊、消防職員627名、消防団員22名を投入。消防総監が現場に出向き「本部指揮隊車」(東京消防庁本庁にだけある、指揮車の中で最も大きく重装備の車種)を使って出場全部隊を陣頭指揮するという、品川勝島倉庫爆発火災以来の、全庁を挙げての消火活動と救助活動を行い、特別救助隊やはしご隊を中心に逃げ遅れた宿泊客63名を救出した。 また、この火災が起きた翌朝に日本航空350便墜落事故が発生し、相次ぐ惨事に東京消防庁やマスコミ各社は対応に追われた。
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